先週の新聞記事によると、就職環境依然厳冬
今春卒業予定の高校生の就職はいまだ4万人も内定なし状態。
そんな記事を読むたびに心が打たれる。 誰もが頑張ってはいると思うのに・・・・
そんな中、我が家には朗報がきた。
2月はじめに、娘2号の就職がきまった。
きた＝＝、決まってよかった
飛び上がるほど喜んだ母を横目に
そこでｆｉｎａｌでよいのか？ 少し悩みながらもいろんな方と相談し決定に至った。
毎夜毎夜、徹夜でミシンを踏む姿に感心しつつも、マンションなんだから音が・・・・
階下への夜中の騒音の方も気になりつつ、一所懸命作業をしている娘にもう少し
「静かにやって」とけんかもしつつ、提出物は待ってはくれない！時間が足りない！
ぼやきぼやきの日々
そんな毎日の中での就職活動 
本当に決まってよかった。
思えば、去年の冬、就活の話題になったとき
本当は学校に残りもう1年さらに専門的なコースに進みたい。。。とも思っていたけど
お母さんが病気になったし、これ以上負担はかけられない、早く働かなきゃ！と思うしと
いいだした
夏に進路の話が出たとき、もう一年残って更に専門的なことをやってみたい気もするし・・・・
どうしようか？悩んでいる。。。と相談は確かにあった。
どうしても自分がやりたいならやったほうがいい。 やりなさい。後悔だけはし無い様に
と返事をしたんだけど、
やはり、母の病のタイミングが就職という方向に向わせた感はあるのか 
ともあれ、働くと決めてからは潔かった。 が・・・やはりこのご時勢なかなか厳しいようで、年を越しても決まらないし、
就職できなかったらニートにでもなってお母さんに面倒見てもらうかな、
なんてこともジョーダン混じりにいいながら明るく振舞ってはいたものの
最後には 「大丈夫だよ、ちゃんとどこかしらに就職するから！心配すんなって」
…っていうから、心配はしてなかったけど、内心は不安だっただろうな
兎にも角にもほっとした。
そして、入れ替わるように、娘1号の就活が本格化した。
こちらも大変だ
毎日毎日説明会
朝から着慣れないリクスーを着込み、帰宅後はパソコンにかじりつき予約取りにＳＰＩの勉強
そんな活動を目の当たりにしていると、説明会の予約を取るだけでも大変なんて、本当に大変な世の中になっちゃって。
インターネットが使えない若者は・・・・きっといないんだろうけどね
アイフォン・スマートフォン・ギャラクシー・レグザといった携帯も進化してるし。
ＥＳにＳＰＩに一般常識、いつになったら履歴書が渡せるの？？？？
企業にもよるらしいが、面接にたどり着くまで一体どれだけ大変なのか話を聞いてると気の毒になるし
今の時代に産まれたら間違いなく母には無理だなと思ってしまう。
この先は一体全体どうなってしまうんだろうとも思う。
心配は心配。だから声をかけるが、だからといって何もしてやれることはない。
みんなそうなんだろうけどねぇ～ 親としては見守るしかない。
だからって訳ではないが、街でリクスーを着ている子に出くわすと、どうも応援したくなる。
こっそりとエールを（心の中でだが）送ってしまう。
そんな厳しい状況は外国でも同じらしく、心配のあまり
（米国では）ヘリコプターペアレンツなんて呼ばれる過保護過ぎる親が増加して困ったことになっていると聞くが、
近頃、日本でも増えてきているとか。。。。。。。。。。
親はみんな心配なんだよね。だからといって、モンスターやヘリコプターのような困った行為は問題ですが、
親は心配しかできない。
何にもしてあげられないんだよね、やるのは自分なんだから。
さて、4月から晴れて社会人になる娘2号
「給料貰ったら、河豚でもなんでもご馳走するからね
」と嬉しいことを言ってくれる・・・
とっても嬉しい申し出ね。ありがたくご馳走になろう。
つねづね、初任給を貰ったらお世話になった人へその給料でお礼をする。 菓子折り一つでもいいから。
じじ・ばば・おじ・おば・いつもお年玉をもらったり気にかけてくれていた人に
「初任給がでました。」と一言の手紙でいいから添えて、送る。
それは、わたしが母から受け継いだもの。初めての給料に意味がある。
だからそれだけは、ばろ家のお約束。
子育てがいよいよ終わりに近づいてると実感する今日この頃。
うれしいような・・・・さびしいような・・・・
大満足な二重窓
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