四半期決算が一段落したので、バンブーロッド&HARDYの入魂式を兼ねて南アルプスの標高2千mの渓へ行ってきた。
梅雨真っ只中。バス停駐車場では薄日も射していたのだが・・・。
バス停の軒先に燕が巣作りをしていた。
8時5分発のバスに揺られ標高差1200mの峠に向かう。サービス精神旺盛な運転手さん、高山植物が咲いていたり、景色の良い場所で停車を繰り返し、お陰で定刻より15分遅く峠に到着。バスを降りた途端、雨が降り出し何かいやな予感が・・・。
林道を下り、渓に下り立つ頃には 本降りとなっていた。水流は多くもなく少なくもなく普通と言ったところだろうか。大水でも出たのだろうか、全体的に浅くなり流れが変わっていた。
堰堤下プールでの最初の1尾。独特な体色のイワナだ。
それにしても反応が悪いし魚の数も少ない。林道からの折口に真新しい足跡があったが、今週の足跡だろう。エサ釣り氏だろうか、抜かれてしまったのか・・・?
昨シーズン沢山の渓魚が浮いていた堰堤上プールには魚影はなかった。底に沈んでいるのであれば良いが・・・。
何と言う花だろうか?
標高2千mの渓に時間とお金をかけて来たのに、このサイズが最高。いったいどうしてしまったのだろう。
あまりの反応の悪さに13時のバスで下山した。帰りのバスは私一人の貸切状態。下山するにつれて雨も上がり道路も乾いていた。
こうなったら開田高原のイブニングに期待と思ったのだが、状況は最悪だった。
木曽に抜ける長いトンネル先の木曽川は濁流と化しているし、木曽大橋を右折し道路沿いの黒川も濁流だった。釣り可能な渓はあるのだろうか・・・?
NM川河原に咲いていた。
NN川のイブニングポイントは河原にまで分流が出来ているほどの増水で流れも速くFlyを置ける場所すらない。
やっとNM川でライズを発見。少々流れが速いがFlyは置ける。でっ、フッキングしたのが綺麗なタナビラ。
やはりタナビラはイワナと違い実にシビアだ。少しでもドラックがかかったFlyには見向きもしない。
結局イブニングもこの場所。大物は出なかったが、20cm前後のタナビラが遊んでくれた。
すっかり遅くなってしまったので、高原食堂は閉まっていた。夕食は何時ものラーメン屋「でべそ」。アッサリ味で結構美味い。ご主人に話を伺うと、ここ数日激しい雨が降り続いたと言っていた。
木曽地区は各河川増水で水が引くまで数日かかるだろう。しかし、多くの虫が飛んでいたので平水のイブニングは期待が持てるかもしれない。
翌日は、千曲川川上地区に移動したのだが・・・。
つづく。。。