標高が高いので涼しいのかと思っていたのですが、長袖が必要だったのは朝方だけ、空は真っ青で気温が上昇しそうです。
扇沢駅始発の関電トンネルトロリーバスに乗り込み、いざ黒部ダムへ!
この関電トンネルは黒部ダム建設資材を運ぶために掘られたトンネルで、頻繁な出水を伴う破砕帯のためこの区間の貫通は大変な難工事だったそうです。
約16分で黒部ダム駅に到着。秘密の出口を出ると、雪を頂いた山が出迎えてくれました。扇沢駅で出会った釣り人も同じ渓に入渓すると言っていましたが黒部ダム駅で見失います。初めてのエリアなので道に迷いながら数時間、やっと黒部の入口に立つことができました。
この渓、日影が少ないので今日みたいな快晴の日は釣り人には地獄ですね。流れの奥でライズをしていたイワナです。一度目食いそこない、二度目でフッキングしました。8寸イワナでしたが素晴らしい引き味でした。ここには、数匹のイワナが泳いでいました。渓魚はいるのですが釣り人の数も多いようで、ヤマメのような出方ですね。
このイワナを釣り上げたころから体調が思わしくありません。異常なほど喉は乾くし、足元もふらつきます。熱中症のようです?
日影でしばらく休憩してから黒部ダムへ戻ります。ハサイダー(破砕帯にかけたのでしょうね)で喉を潤すも少し経つと喉がカラカラ。脱水症状ですね。ハサイダーのバックのポスターは石原裕次郎ですよ!
カンパ谷橋を渡り今宵の宿「ロッジくろよん」へ。ひとっ風呂浴びて冷えたビールで喉を潤します。後で知ったのですが、脱水症状の時にアルコールを飲んではいけないようです。アルコールって脱水症状を起こすらしいので、症状を悪化させているんですね(汗)どおりで夜中に喉が渇きもう1本飲んじゃいました。それじゃダメじゃん(汗)明日は体調回復するかな?
最終日
昨日の宿泊者は私達を含め3名。もう一人も釣り人だったが、6時の夕食の時間になっても現れない。山小屋のルールを守れない、まともに挨拶もできない若者でした。
今日は、ロッジの側の渓に入渓したが黒部に代表される傾斜の急な流れでした。
流れが速いのでフライを落とすポイントが限られ、ますます傾斜が急になって来たので、あえなく撤退。昨日の緩やかな流れと好対照です。
大阪のYさんは、インレットから釣り上がるとのことなので、体調の優れない私は一足先に帰路につきました。
10時35分黒部ダム発トロリーバスに乗り扇沢駅へ。最前列の席に座れたので、子供のようにはしゃいでいました(笑)このブルーの光は破砕帯の場所だそうです。タイムマシンに乗って未来へ過去へ・・・なんてね!
大阪のYさん、今回は体調が優れなく申し訳ありませんでした。次回までには、いくらなんでも治るでしょうから、またお付き合いください。
以上、信州から越中への観光旅行でした(汗)