神奈川県にある、うらたんざわ渓流釣場(C&Rエリア)に、いまだ渓流魚に未練のある、おやじ3人(Aoさん、Tanaさん)で行ってきた。
相模湖東ICを降り、カーナビゲーションの案内どおりに、曲がりくねった道を進むこと1時間弱、道志川の支流上流部にあたる、うらたんざわ渓流釣り場が見えてくる。
受付を済ませ、100m程上流にある駐車場へ移動。既に10数台の車が止まっていた。車を降り、目の前の川底に目をやると、多数の渓流魚が目に入る。しかし、ライズはほとんど見当たらない。無理も無い、気温2度。ドライフライで勝負になるのだろかと、ふと不安が過る。
仕度を整え、上流部のフライ専用「ヤマメクラッシクエリア」から釣りあがる。
写真のように、紅葉が見頃だった。
フライフィッシャーによる連日のプレッシャーのせいなのか、気温の低さのせいなのか、ドライフライに反応が悪い。1時間ほどして、日当たりの良い場所で、本日待望の1尾がフッキング。引き寄せてみると、良型のヒレピンヤマメ。この時期にヤマメが釣れるなんて、本当にうれしい。
橋の直ぐ上流部に移動し、ヤマメを数匹ランディングする。レインボーの放流量が、圧倒的に多いはずなのだが、なぜかフッキングするのはヤマメばかり。
岸ギリギリの場所で、大型の渓流魚が流下物を「パクパク」と飲み込んでいた。ダウンクロス、フライ先行で#16エルクヘアーカディスを送り込むと、何の疑いも無く「パクリ」。フッキングしたのは、40cm弱のレインボートラウトだった。渓流釣場のレインボートラウトというと、尾鰭の丸まった魚を連想してしまうが、ここのレインボーは、なかなかの美形だ。
13時過ぎ、遅い昼食を取り、14時過ぎに再開。
今度は、L字型に曲がった場所に移動する。水温が上がったせいなのだろうか、あちらこちらに渓流魚が浮いている。しかし、フライフィッシャーが連日入っているような場所の渓流魚たちは賢い。ドライフライになかかな反応しない。反応しても食いが浅く、フッキングしない。
大場所を、早々に諦め、フライフィッシャーがあまり責めないような場所にフライをキャスティングしたところ、これが大正解。尺オーバーのレインボーが連続ヒット。スローテーパー#3ロッドをバットから曲げる強い引きを堪能できた。
朝、ヤマメがフッキングした場所に移動する。既に先客が居たので、少し下流部より釣り上がった。岸脇でライズを発見。自然渓流さながらに、背を低くして近付き、岸ギリギリにフライを落とすと一発でフッキング。引き寄せると良型ピレピンイワナだった。
直ぐ上流でライズをしていたヤマメを、これまた一発でフッキング。最後は、Tanaさんの足元でライズしていたレインボーをランディングして、竿を収めた。
1日4,000円は高いと感じるが、これだけ遊べ、イワナ、ヤマメも釣れるのだから十分かもしれない。
今回の釣行を企画してくれたTanaさん、ありがとうございました。これで、ようやく竿収めが出来そうです。かな・・・?