このところ不釣続きの気分転換にAoさんと群馬県菅沼に憂さ晴らし釣行。
「晴天だと日干しになっちゃうよ」のTanaさんの忠告に、「雨ロッド(バンブー)を持ってゆくから大丈夫(笑)」と応えたのだが、一瞬忠告通りに・・・。
関越自動車道、渋川伊香保IC過ぎより霧が濃くなり菅沼も霧の中と思いきや、出船時間には青空も覗きこのままでは「日干しになってしまう」と急遽自販機で水を購入したのだが、青空が覗いていたのはほんの僅かな時間だけ・・・。
最初のポイントに着く頃には、風が霧を運んできて青空は隠れてしまった。その後も霧が晴れたりの繰り返し、途中30分ほど雨も降るわとめまぐるしく天候が変わる一日だった。
湖面を見回してもライズは見無、水温19.5度とドライフライには厳しいかと思われたが、終日ドライで通してみた。
ポイントに到着し30分程で最初の反応。フッキングはしたがジャンプ一番フックオフ。湖面中央部にフライを漂わせておくと底から急浮上してフライ銜える、実にエキサイティングな出方だ。
バラした10分後、最初の魚をランディング。40cmオーバーのヒレピンレインボー。
9時前に2匹をフッキングできたので、今日は爆釣か・・・とはいかず、1時間に1度の反応とインターバルがとても長かった。
15時過ぎ、少しでも水温の低そうな水通しの良い場所に移動する。
菅沼のレインボーのサイズは30cmから40cmが平均で、中には60cmに近い固体も生息している。現にボートの下を悠々と泳ぐ姿を目撃した。他の魚種としてはイトウがいるらしい。イトウはドライでは釣れないけどね・・・。
小型のレインボーでも実に良く引き、潜る、ジャンプの繰り返し。ランディングには苦労する。フッキング後、5Xのティペットをブッちぎった魚が2度ほどあった。
場所を移動したのが功を奏したのか、反応のインターバルは10分と短くなった。しかし、納竿間際には霧が濃くなり3m先が見えないほどに。。。ロングキャストするとフライが確認できないため、勘での合わせ。最後の1匹はジャンプした黒いシルエットで反射的にロッドを立てたところフッキング、この1匹ブルーバック?になりかけの固体だった。
さーーて、納竿後ボート場まで戻るのが一苦労。ボート場はもちろんのこと、360度3m先が見えないのだ。右手に道路があったはずなので岸寄りに進めばボート場に戻れずはずと出発、岸が見えてきた。あれっ・・・!左手に道路が走ってる???ぐるりと回ってしまったようだ。直ぐに進行方向を修正し無事(途中座礁)ボート場に到着できた。
到着と同時に雨が降り出したところをみると、雨ロッド(バンブー)の呪いは解けたのだろうか???と言うか、今年の夏は異常気象だよね!
Aoさんお疲れ様でした。