フライフィッシング時々車中泊(TheForestWorld)

フライフィッシング好きで、車中泊仕様に改良した車で、車中泊をしながら各地を転々としながら温泉巡りもしているおやじです

ライズの嵐(長野県千曲川水系)

2012年04月13日 | 長野県釣行

平成23年度末決算処理も一段落したので、有休を取って千曲川のとある支流に行ってきました。昨日も晴れ日で気温が高く、本日もポカポカ陽気。水も温み、渓魚達の活性も高まっていることでしょう。

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佐久平スマートICを降りた場所から浅間山が見えます。

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地元ではサクラが満開だというのに、こちらでは蕾が膨らんだ状態でした。サクラの開花状況は、上信越自動車道下仁田ICあたりまでは満開だったですね。

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「ボ」回避のため前シーズン実績のあったポイントへ。時間が早いのでティペットにはニンフが結んであったのですが、目の前の流れを見るとライズです。#16アダムスPに結び変えて数投目、今シーズの初物がフッキング。ここから上流100m程、20cm前後ですが多数の渓魚がドライフライに飛び出してくれました。大物も反応はしたのですが、フッキングには至りません。水面下で「ギラッ」と反応するのですが、直前でフライを見切っています。フライのサイズなのか色なのか・・・?

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解禁当初、雪と氷の下だった場所です。今日はポイント毎にヤマメが飛び出してくれます。

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あれっ?ヤマメだとばかり思っていたのに朱点が・・・。ヤマメの渓にアマゴを放流ですか。固有種なんて関係ないのでしょうかね・・・と書いたのですが、元々アマゴの渓にヤマメを放流したとの情報もあり、実際のところどうなんでしょうね?

十分に渓魚の引き味を楽しんだところで、おなかも空いたことだし一旦車に戻ります。戻る途中の橋上から渓を覗くと良型の渓魚が複数泳いでいます。渓魚を見た途端、空腹のことは頭の中からすっかり消えてしまい、次の瞬間河原に飛び降りていました(笑)

ティペットを交換したり釣りの準備をしていると、お昼を告げる音色が風に乗って流れてきました。この音色が合図だったかのでしょうか、橋の下から上流15m程の区間でライズ、ライズ、ライズ、この短い区間にいったいどれだけの渓魚が居るのでしょうか?これだけのライズの数は初めてです。何にライズしているのでしょう?水面上を流れている虫は見えないので、水面直下で何かを食べているようです。やっとフッキングしたイワナのストマックを見ると、ユスリカのピューパのようです。フローティングピューパの手持ちがなかったので、水面下に突き刺さるクリップルを結ぶとどうにかライズと対当でき、至福の一時を過ごすことができました。しかし、フッキングした渓魚の半数が胸鰭の欠損した放流魚。手放しでは喜べませんでした。

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フライボックス内に入っていた最小サイズ(これ以下だと見え難いのです)#18ソラックスダンにフッキングした頭の大きな良型のアマゴです。

本当に短い区間で、いったいどれだけの渓魚がフッキングしてくれたのでしょう?こんなこと滅多にないですよね!!時間にして約2時間、冷たい渓に膝下まで浸かっていたので、すっかり身体が冷えきってしまいスムーズに足が上がらず、渓の中で何度か転倒しそうになってしまいました(笑)危ない、危ない。

そうそう、次の機会のために、フローティングピューパを巻いておきましょうかね。。。

次があればですがね・・・(笑)

PS

帰り道、何時も気になっていた道路沿いの流れに目をやると、「なんじゃこら!!(古い)」この場所もライズの嵐だったのです・・・。


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