※ご注意
・主観的内容です。
・本の感想というよりはそれを読んで自分がどう思ったかって感じです。
・抜粋している部分があります。
おkならどうぞ↓
初っ端のこの章で泣いたわけなんですが(笑)、
どこかというと最後の方。
「やり方は全然違うけど、アートってなんでも一緒だって思ってるんだ。
絵を描くにしても曲を書くにしても、例えばお椀を作るにしても。」
今わたしは、会社で働かせていただいてる。
でも、入社するまで5年以上フリーターをやってて。
人生のところどころで、
こういうことをやりたいなあとかぼんやり思うことはあっても、
それに向かって、
努力をしたかと言われると、ほとんどした記憶がない。
そもそも、幼稚園のころは、「ピアニストになりたい」と思ってた、らしい。
今思えば、まだ当時は、そんなにピアノ好きやった記憶ないんやけど(笑)
ただ、その夢は、父が他界したときに、捨ててしまった。
「そんな、不安定な職業じゃなくて、もっと安定した職業に」
と、母がわたしを思って「弁護士になりなさい」と言って(飛躍してるなー)、
意思がとっても弱かったダメなわたしは、「そっか」と思った。
自分のすきなことには極端に興味が偏って、
それ以外にはほんまに興味がない。
そういう性格やから、
自分からすすんで弁護士になりたいと思ったわけちゃうから、
法学部に「入りたい」んじゃなくて、
「入らなあかん」のやと思ってて、
つまりそれは、自分の将来を、人に言われたから、そうしようとしたわけで。
「人のせい」にしてたわけで。
そんなんで入れるほど法学部は甘くないし、
わたしも賢くないので(笑)、アッサリ落ちて、
そこから人生の堕落が始まった。
フリーターしながら、人生に言い訳をしとった。
でも、ひょんなことから今の会社に拾ってもらって、
苦手と思ってた仕事が、
やってみたら楽しくて。
あれ、もしかして、天職やったんかな。
と思うようになった。
こんなご時世に会社の方から拾ってもらえるなんてこと、
めったにないんやろうからと思って、
スキルを磨く努力をしたり。
そうしていくうちに、
この仕事を通じて、人間として成長していこう、
という、人生の目標を、初めて自分でちゃんと作った。
それは、昔なりたかったピアニストじゃないし、
中学時代に「なれたらいいな」と新たに思った漫画家でもなかった。
フリーター時代に「カッコいい」と思ってパタンナー通信教育を申し込んで、
挫折してしまったファッションデザイナーでもなかった。
それでも、
この仕事でわたしは何かをクリエイトしたいと思った。
クリエイトとか言うと大げさかもしれへんけど、
いつも、
「半年前と同じ仕事はしたくない」と思ってる。
自分のしている仕事に、なにか工夫することで、
もっといい仕事になるんちゃうか、
という気持ちを持ち続けようとしてる。
ここ数年、
昔は描いとった絵をまた描くようになって。
たくさんの人に見てもらえる機会をネットで得て、
「いいね」「好き」って言うてくれる人がいて。
そうやって数を描くようになってようやく、
あー、自分が一番すきなことって、描くことなんや。
って思った。
どんなに描いてても飽きひんし、
ごはん食べんでも平気。
でも、そのことに気付くのが遅くて。
努力して、挫折したって、突き進んで行ったら、
これを仕事にできたかもしれへんのやけど、
わたしにはそれができひんかった。
でも、
これっていうものに、気付けてよかった。
ネットのおかげで、
見てくれるひとのおかげで、
気付くことができた。
そういう、
「すきなことを続けられなかった自分」
「それでも、予想もしなかった仕事について、それを生きがいのひとつにできた自分」
「生業にはできひんかったけど、すきなことに気づけた自分」
の気持ちが、
彼のあの一文を読んだことで、決壊してしまって、涙がでた。
なんか…うまく言えへんのやけど、報われた、きがした。
それともう一つ、泣いた理由は、彼が眼のことについて話してたとこ。
わたしは、彼のインタビューなどをしっかり読むようになったのが、
2009年以降。
それまではFCも入ってなかったし、
音源をただひたすら聴くだけやった。
インタビューらしいものをあまり読んだ記憶がない。
だから、ネットで読んで知ってはいたけど、
今まで彼がそのことに触れたかどうかは知らんくて。
多分どっかで話してるんやろけど、
それを彼の言葉でわたしが読むのが初めてやったので。
それを、淡々と語ってるところに。
わたしには分からへん色んな気持ちがあったんやろうけど、
淡々と、わたしたちに話してくれることに。
才能って確かにあると思う。
努力を継続できる才能。
その才能がないわたしは、そこも努力でカバー(笑)
努力、努力、努力
し続けているうちに、
継続することの難しさと、素晴らしさを知る。
やめなければ、みえてくる、何かがある。
・主観的内容です。
・本の感想というよりはそれを読んで自分がどう思ったかって感じです。
・抜粋している部分があります。
おkならどうぞ↓
初っ端のこの章で泣いたわけなんですが(笑)、
どこかというと最後の方。
「やり方は全然違うけど、アートってなんでも一緒だって思ってるんだ。
絵を描くにしても曲を書くにしても、例えばお椀を作るにしても。」
今わたしは、会社で働かせていただいてる。
でも、入社するまで5年以上フリーターをやってて。
人生のところどころで、
こういうことをやりたいなあとかぼんやり思うことはあっても、
それに向かって、
努力をしたかと言われると、ほとんどした記憶がない。
そもそも、幼稚園のころは、「ピアニストになりたい」と思ってた、らしい。
今思えば、まだ当時は、そんなにピアノ好きやった記憶ないんやけど(笑)
ただ、その夢は、父が他界したときに、捨ててしまった。
「そんな、不安定な職業じゃなくて、もっと安定した職業に」
と、母がわたしを思って「弁護士になりなさい」と言って(飛躍してるなー)、
意思がとっても弱かったダメなわたしは、「そっか」と思った。
自分のすきなことには極端に興味が偏って、
それ以外にはほんまに興味がない。
そういう性格やから、
自分からすすんで弁護士になりたいと思ったわけちゃうから、
法学部に「入りたい」んじゃなくて、
「入らなあかん」のやと思ってて、
つまりそれは、自分の将来を、人に言われたから、そうしようとしたわけで。
「人のせい」にしてたわけで。
そんなんで入れるほど法学部は甘くないし、
わたしも賢くないので(笑)、アッサリ落ちて、
そこから人生の堕落が始まった。
フリーターしながら、人生に言い訳をしとった。
でも、ひょんなことから今の会社に拾ってもらって、
苦手と思ってた仕事が、
やってみたら楽しくて。
あれ、もしかして、天職やったんかな。
と思うようになった。
こんなご時世に会社の方から拾ってもらえるなんてこと、
めったにないんやろうからと思って、
スキルを磨く努力をしたり。
そうしていくうちに、
この仕事を通じて、人間として成長していこう、
という、人生の目標を、初めて自分でちゃんと作った。
それは、昔なりたかったピアニストじゃないし、
中学時代に「なれたらいいな」と新たに思った漫画家でもなかった。
フリーター時代に「カッコいい」と思ってパタンナー通信教育を申し込んで、
挫折してしまったファッションデザイナーでもなかった。
それでも、
この仕事でわたしは何かをクリエイトしたいと思った。
クリエイトとか言うと大げさかもしれへんけど、
いつも、
「半年前と同じ仕事はしたくない」と思ってる。
自分のしている仕事に、なにか工夫することで、
もっといい仕事になるんちゃうか、
という気持ちを持ち続けようとしてる。
ここ数年、
昔は描いとった絵をまた描くようになって。
たくさんの人に見てもらえる機会をネットで得て、
「いいね」「好き」って言うてくれる人がいて。
そうやって数を描くようになってようやく、
あー、自分が一番すきなことって、描くことなんや。
って思った。
どんなに描いてても飽きひんし、
ごはん食べんでも平気。
でも、そのことに気付くのが遅くて。
努力して、挫折したって、突き進んで行ったら、
これを仕事にできたかもしれへんのやけど、
わたしにはそれができひんかった。
でも、
これっていうものに、気付けてよかった。
ネットのおかげで、
見てくれるひとのおかげで、
気付くことができた。
そういう、
「すきなことを続けられなかった自分」
「それでも、予想もしなかった仕事について、それを生きがいのひとつにできた自分」
「生業にはできひんかったけど、すきなことに気づけた自分」
の気持ちが、
彼のあの一文を読んだことで、決壊してしまって、涙がでた。
なんか…うまく言えへんのやけど、報われた、きがした。
それともう一つ、泣いた理由は、彼が眼のことについて話してたとこ。
わたしは、彼のインタビューなどをしっかり読むようになったのが、
2009年以降。
それまではFCも入ってなかったし、
音源をただひたすら聴くだけやった。
インタビューらしいものをあまり読んだ記憶がない。
だから、ネットで読んで知ってはいたけど、
今まで彼がそのことに触れたかどうかは知らんくて。
多分どっかで話してるんやろけど、
それを彼の言葉でわたしが読むのが初めてやったので。
それを、淡々と語ってるところに。
わたしには分からへん色んな気持ちがあったんやろうけど、
淡々と、わたしたちに話してくれることに。
才能って確かにあると思う。
努力を継続できる才能。
その才能がないわたしは、そこも努力でカバー(笑)
努力、努力、努力
し続けているうちに、
継続することの難しさと、素晴らしさを知る。
やめなければ、みえてくる、何かがある。
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