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遠いスペインのサッカーのことでこんなに落ち込むなんて本当に妙ですね。なるべく何にも感じないように無感覚にならないと。そのうち何かいいことがあると信じて。この数年一度もいいことなんてなかったけれど、もしかしたらこの先もずっとないのかもしれないけれど・・・。
バレンシアが1点入れた途端にメスタージャの観客たちは"A segunda, oé"(二部へ♪)と囃し立てたそうです。あんたたち、馬っ鹿じゃないの?(失礼) サラゴサがレクレに勝ったときロマレダのファンが何と言ったのかは知りませんが、少なくとも自分はバレンシアのファンでなくて良かったと心の底から思いました。
アジャラさんには試合中ずっとブーイング。ちょっとアジャラはペースを乱されていましたよね。でも、バレンシアのほうがアジャラと契約を更新しなかったんでしょう? どうしてブーイングなのか意味がわかりません。(ビジャレアルでされたのはまあわかりますけれど) アイマールのほうにはブーイングはなくて、後半出るときに小さな拍手があったそうです。(ネット放送ではわかりませんでした) パブロこそ別にブーイングされる理由もありませんし。
ただでさえ選手がぎりぎりなのに、この試合の後半に二人も怪我人が出て、もうぼろぼろ。まずチュースが60分に膝を痛めて交代、その後ディオゴがやはり膝を怪我。でもそのときには交代枠を使い切っていたので、ディオゴはフラフラになりながら最後までプレーしなくてはいけませんでした。何度もそこをビジャに突破されていましたが、セサールが頑張ってくれたり、勝手にビジャが外してくれたり。試合後の簡単な診察の結果では、チュースはそれほど重傷ではなさそうですが、ディオゴのほうは靭帯に損傷があるかもしれません。
ところで、マルチェナがセルヒオ・ガルシアが何も触っていないのにばったり倒れてみせたりしていましたが、あれは一体何だったのでしょう? セルヒオ・ガルシアもびっくりというか呆れていたというか。(審判、イエロー出してください。)もう一人同じようなことをやっていた選手がいました。もともと別に好きでなかったけれど、決定的にこのチームが嫌いになったかも。
ビジャノーバ監督は、アイマール、マトゥザレム、ディエゴがベンチ・スタートだったことについて、「彼らは完全には回復していなかった。90分は無理だった。彼らと話して、後半なら出れるだろうということになった。」と述べました。
アイマールもどこが具体的に悪いのかわからないので何とも言えませんが、45分出るくらいなら前半から55分くらいのほうが良かったですよね。ディエゴは本当に調子が悪そうでした。でも、マトゥザレムはデポル戦よりは良いように見えて、この三人の中では一番まともだったような。全ては結果論なのかもしれませんが、一番嫌なのはとにかく悔いが残ったということです。
1 - Valencia: Hildebrand, Miguel, Albiol, Iván Helguera, Alexis, Marchena, Baraja, Joaquín (Arizmendi,m.78), Silva, Vicente (Mata,m.43) y Villa (Albelda,m.89).
0 - Zaragoza: César, Diogo, Chus Herrero (Matuzalem,m.60), Ayala, Paredes, Oscar (Aimar,m.46), Luccin (Diego Milito,m.64), Gabi, Juanfran, Sergio García y Oliveira.
Gol:1-0,m.20: Silva.
Arbitro: Medina Cantalejo (colegio andaluz). Amonestó por el Zaragoza a Ayala, César, Oliveira y Gabi y por el Valencia a Helguera, Silva, Baraja y Albiol. Expulsó con roja directa a Silva (m.85)
Incidencias: partido disputado en el campo de Mestalla ante 50.000 espectadores. Terreno de juego en buenas condiciones. Se guardó un minuto de silencio por el fallecimiento del ex guardameta del Valencia, Antonio Timor.