今沖縄で何が起きているのか。映画作家の三上智恵さんの報告から引用します。
「9月末の与那国島。島外避難の説明会に参加した祖納集落の住民。
50代の牧場主の男性が質問した。
「町内旅行みたいですね。おやつはいくらまで持ってっていいんですか?」
誰も笑わなかった。彼は続けた。
「おかしくないですか。自衛隊がいた方が安全だという話で受け容れて、7年たって、さらに安心だからと、今度新たにミサイル部隊も引き受けるんでしょ。なのにどうして,全国で一番危険な島に、真っ先に逃げる島になってしまっているんですか?」」
中国主敵論の自衛隊配備を容認している全ての日本国民はこの現実をどう受け止めるのか。
敵を作って軍隊を配備し、そこの住民は追い出す。1945年から米軍が行なってきた沖縄最前線基地化とどう違うのか。
これが国民の軍隊、国民の政府なのか。
11/23には沖縄県民の総決起集会と、連帯した全国各地での連帯集会が行われる。市外の集会は避けてきた僕だが、これは行かねばならない。