げんの部屋33
げんの部屋33。2023/10/28骨格提言完全実現大フォーラム・兵庫会場の報告。国連障害者権利委員会対日勧告で強く強制入院の廃止が叫ばれている。日本政府は逆行している。ごく一部の厚労省の手先の精神障害者団体。人権精神ネットは精神障害者の利益を守る。神出・滝山病院を解体するまで闘う。酷い虐待を行なった精神病院は解体しかない。
げんの部屋33
げんの部屋33。2023/10/28骨格提言完全実現大フォーラム・兵庫会場の報告。国連障害者権利委員会対日勧告で強く強制入院の廃止が叫ばれている。日本政府は逆行している。ごく一部の厚労省の手先の精神障害者団体。人権精神ネットは精神障害者の利益を守る。神出・滝山病院を解体するまで闘う。酷い虐待を行なった精神病院は解体しかない。
げんの部屋32
げんの部屋32。10/16第2回神出病院院長らとの交渉報告(個人的感想)。電話ボックス設置要求。外部の風を入れる。「グループで」という病院側の話。レクリエーション(風船バレーボールなど)で患者さんと交流する。「ドン山崎學」の「日本精神科病院協会」体制を解体へ。蟻のごとき歩みで前へ!
7/12の病院視察の時に気になって引っ掛かっていたことなのですが、女性病棟で居合わせた看護師長に看護師の配置人員を訪ねた時にその看護師が僕に示した敵意にも似た視線態度の事なのです。実際には人員は定足数を満たしていた様でしたから聞かれて困ることではありませんでした。視察したひょうせいれんに対して示された敵意は、彼女らが普段患者らに対する立場・態度を反映してはいないかということなのです。「患者ごときが対等に看護師様にものを尋ねるな」と、患者を虫けら扱いしている普段の態度が反映したものではなかったのかとも思えるのです。これは、人権活動家を始めとして医療従事者の多くが僕ら患者会に示す態度でもある訳です。彼女らの変革まで実現するにはやはり劇的な「チェンジ」が必要だと思うのです。医療従事者の人権活動家などにはなしえない、劇的な立場の入れ替えを含む「チェンジ」でなければなりません。それは、ひょうせいれんや人権精神ネットのような虫けら扱いされてきた当事者活動家にしかなしえないことだと思います。
明確で劇的な体制の変革、例えば錦秀会グループから抜けるとか、一旦廃院にするとかがない限り、神出病院に対する患者さんを含めて僕たち精神障害者の気持ちに何も変わりはないのです。
10/16神出病院院長らとの交渉報告・総括的に
【総括的に】病院側からは「リカバリープログラム(※)を研修を通して(「リカバリープログラム」は患者向けのものなので確認しましたが、患者にではなくて職員への研修)職員から広げていきたい。今は取り組んでいる職員は多くない」という表明がありました。土居・大久保体制になってから僕に寄せられた職員の意見に、「何も体制は変わっていない」というものがありました。「笛吹けど踊らず」というのが職員の気持ちなのでしょう。事件後、兵庫県精神病院協会は「解体的出直しが必要だ」と言いましたが、神出病院は錦秀会グループの一員としての利益吸い上げ体制に何らの変更は行われていません。「チェンジした」と言えるような体制の変革は何もなかったのですから、職員の多くが白けていることに無理はないでしょう。ましてや患者にしたら事件前も事件後もいったい何が変わったと言うのでしょうか。明確で劇的な体制の変革、錦秀会グループから抜けるとか、一旦廃院するとかがない限り、神出病院に対する僕たち精神障害者の気持ちに何も変わりはないのです。神出病院には無くなってもらわないといけないのです。
(※)神出病院ホームページより「2023年08月25日神出病院リカバリープログラムのご紹介 神出リカバリープログラムとは
『神出リカバリープログラム』は令和5年7月より開始した、退院支援プログラムです。患者様が入院生活から地域に戻り、その方らしい生活を送るためには、まず病状の安定が必要です。しかし、病状が安定し、いざ退院するとなった時に、生活に関する様々な不安が頭に浮かんで退院が怖くなったり、病状が再燃したりする方も多くおられます。
『神出リカバリープログラム』は、“患者様が感じている退院に対する不安やハードルを下げたい”という職員の思いが出発点となっています。入院中の患者様が地域での生活を少しでも具体的にイメージでき、生活に必要な知識を得ることによって、退院への意識を高めていただくことが目的です。また、他者との交流によって、患者様がご自身についての気づきを深め、退院後の地域生活の準備を進めていけるよう支援してまいります。」
2023/10/16神出病院院長らとの交渉報告
ひょうせいれんは3人、病院側は土居院長、大久保院長補佐、野口PSW、大西地域医療連携室室長の4人でした。
いまは看護師詰所の横にある公衆電話を移動しボックス型にする要求について、「電話ボックス設置はなかなかNTTとの調整が進まない」という返事でした。←籔本雅巳の不当利得返済金を使うように申し入れました。
患者との交流する方法を、直接の面会、オンライン面会の活用、電話相談の掲示など、いろいろ提示する中で、病院側から「外部の風を入れるためには、グループの方がやりやすい」からということだったので、こちらから患者とのレクリエーションの機会を持つことを提示しました。いずれ茶話会などに持ち込むために、まず患者に安心して打ち解けてもらう方法としては、僕たちとしても最適なのではないかと思っています。
患者との交流の道が一つ開けたと思います。レクリエーションはこちらからは、風船バレーボール、ビニールボールフットサル・サッカー、ラジオ体操を提示し、好反応でした。かつては院内で卓球大会もあったとのこと。コロナ後途絶えているそうです。高齢のひょうせいれんと若い患者さんでは志向が違うのではないと思いますが、患者さんも高齢の人が多いらしいからうまくいくかもしれません。
こちらは患者さんに対して、あまり難しい話し、偉そうな大所高所論ではなくて、楽しい話題を提供するつもりでやらないといけないのではないかと思っています。
神戸市のピアサポーターが7月から入っているそうですが、立派なことを言い過ぎて、「そんなたいそうなことできない」と患者が混乱しているそうです。
大久保氏は再建屋としてはちゃんとやっているのだと思います。人権活動家からも「良い病院になっている」と評価があると聞きました。彼が「改善」で良いと思っているとは思わないですが、解体に持っていくことの難しい側面ができたことへの感想ではないかとおもいます。僕たちはあんな事件を起こした病院は解体せねばならないと思っています。「再建」派とは考える方向性が違っても、患者のためという点で一致出来ていたら、道が開けていくのではないかと思います。
2022年12月、薮本雅巳の長男・籔本武志が錦秀会理事長に就任。23年4月神出病院を経営する兵庫錦秀会は大阪の二つの精神病院を経営する聖和錦秀会に吸収合併された。聖和錦秀会理事長が言うように、本当に雅巳の不当利得が返済されるのか疑問です。銀行の意向でそうするらしいが、銀行向けのアリバイ作りに終わる可能性があると思います。
また、大久保氏によれば、新規入院が多いのは、転院、自分で(家族か)希望する他に行政からの紹介があるとのこと。行政が神出病院を積極的に支えているらしい。許し難いことです。神戸市交渉の時に問おうと思います。
げんの部屋31
げんの部屋31、僕の当事者研究16回。全学バリケード・ストライキ。自閉スペクトラム症と社会参加の問題。一人も知り合いのいない全共闘には入れず。前作『重度精神障害を生きる』では説明できなかったことが「自閉スペクトラム症」を対象化したことで解明できた。
げんの部屋30
げんの部屋30、僕の当事者研究15回。「共感過多症」と「自閉スペクトラム症」。早大の川口大三郎さんリンチ殺害事件。連合赤軍事件に匹敵する大事件。マスコミは無視。大学当局・警察と一体になった革マル派の一党独裁。選挙で革マルを破り新自治会。大学当局は承認せず。非暴力か暴力で正義を貫くかの二者択一。『早大行動委員会』WACが大衆的支持を受けた。
げんの部屋29
げんの部屋29,僕の当事者研究第14回。1972年の社会情勢。ゼミへの所属と50年来の友人。腎臓炎が回復。ヒッピー旅行を決行。精神的に自信がつく。『ベ平連こうべ』に参加、しかし友人は出来ず。熊沢誠さんの授業を受講。産業別労組の重要性を強調。