眠むの木の今週のひとこと

京都の布団屋のブログです
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枕(まくら)に関して、思う事チョッとひとこと その1

2006-05-07 16:02:49 | お知らせ
枕(まくら)に関して、思う事…チョッとまじめに連載します。他のサイトと重複するかも知れませんが、眠むの木としての今現在の考えです。宜しければお付き合いのほどを…。

枕・まくらに関しては、昨今いろんな雑誌やテレビ番組当などで取り上げられ、とても大切な寝具という事が認識されて来ました。そんな中で、眠むの木にご来店のお客様のご相談の中でも、枕に関する事がここ数年多くなっています。

ここでは、当たり前の事も含めて、眠むの木にご来店時のお客様とのやり取りを交えた事例を記載しながら寝具全般の話が出来ればと思います。

まず始めに枕の高さから。枕の高さは体型とお好みでまちまちです。平均的、また理想的な数値等が良く書かれていますが、それにこだわる事はないと考えます。諸先輩の皆様には「何を今更…そんなの常識」と、お叱りを受けるでしょう。そうです、よく考えれば常識なんです。ただその常識が、情報過多の昨今、世間では隅っこに追いやられてしまっているのが、寝具に関する仕事に携わっているオジさんとしては黙っていられないのです。

もちろん、お子様の成長段階や、矯正可能な場合は、的確な数値の物である必要性は高いものになります。

理想的な枕の各部の高さの数値が意味をなすのは、各自の年齢において、身長・体重・体脂肪率・骨密度その他の項目内で理想的な数値の方が、理想的な睡眠環境の中で適切な敷用寝具(敷ふとん・マットレス・パッド等の組合せ)を使用してとの条件を満たした上での事です。



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ここでおさらいです。


↑綺麗な後頭部のラインです。まるで日本代表の○ントスのそれみたい。
超ゼッペキ頭の僕とは、全く枕の好みが違う事でしょう。



枕の役割は、後頭点・A(後頭部の最も後方に突き出た部分) から始まり頚椎弧最深部B・から頚椎点C(7番目の頚椎)までの曲線を、適正に支える事です。

そして、当然ミクロ的に、個人の性別・年齢が同じ場合でも体型の差に始まり、大きくは居住都道府県、その他諸々の条件の中で、何処でどの様な環境の中で眠っているのか…という大袈裟なお話になって来るのです。

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       ◆続きは本日より3日以内に…◆







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