前回はポリエステルわたの紹介でしたが、
今回も柔らかめの素材で、低反発フォームの紹介です。
少し長文となりますが…(^^;
当店では、低反発フォームは、あまりお勧めしておりません。
お客様が、低反発の特徴(メリット、デメリット)を
納得していただき、それでもご購入希望の方には、
販売もいたしておりますが…
ウレタンフォームとは…
ウレタンフォームは、
合成樹脂のポリウレタンを発泡させたもので、
ポリウレタンフォームともいわれます。
原料はポリウレタンの原液に発泡助剤などを加えたもので、
これをかくはんすると発熱して膨らみます。
原料の種類と組み合わせによっで、
ウレタンフォームの硬さや弾力性などが変わります。
ウレタンフォームには
①用途に合わせて成型できる
②用途に合わせたクッション性が得られる
③日光にさらすと黄変する
④長期に日光にさらすと劣化する
などの特徴があります。
低反発ウレタンフォームとは…
さまざまなウレタンフォームの中でも、
押されたときにゆっくりと沈み、ゆっくり戻る、
適度な粘性をもったものを低反発ウレタンと呼んでいます。
この適度な粘性が、身体のラインに沿って
いろいろな寝姿勢に適合することから、
枕やマットレスなどの寝装品の素材として用いられています。
低反発ウレタンの粘性を出すためには、
多くのポリウレタン原液が必要となるため、
他のポリウレタンよりも価格は高めです。
低反発ウレタンの特徴は…
低反発ウレタンには
①枕の場合、頭の圧力を均一に分散して、
肩・首・頭部の負担を少なくできる
②マットレスや敷きふとんの場合、
体圧を分散するため血行を妨げない
③多気孔なので通気性が良く、むれにくい
④湿気が内部にたまりにくく、
室内に立て掛けておくだけで乾燥するので、
日干しの必要がない、などの特長があります。
低反発ウレタンの中には、
体圧だけでなく体温にも反応して、
身体の凹凸に合わせて沈み込むタイプのものもあります。
とメーカー各社は言っておりますが・・・
価格の差が激しい低反発ウレタン…
低反発ウレタンは、日本では規格や基準が定められていないため、
メーカー各社がそれぞれ独自に開発しています。
そのため、価格や質にかなり差が見られるのが現状です。
しかし、通気性や引き裂き強度、へたりにくさ、
混入物などを考えると、極端にに安価な商品には注意が必要です。
現在、市場に出ている低反発ウレタン枕、
マットレスの殆んどの製品が気温10度前後で硬くなってきます。
最近では、それを改良された製品も出てきましたが、
常温での硬さや粘性、反発速度等々お好みが分かれるところです。
また、一般的には夏季はムレ感や柔らかすぎるというご意見が多いです。
特にウレタンフォームは製造段階で泡の中に膜が張り、
製品の段階でも残っています。
低価格の製品はそのまま商品化されますので、
夏季は頭が熱くなり快適ではありません。
眠むの木がご提案している商品は、
殆んどがオープンセル加工(膜を取り除いてある)の商品です。
ただ、ご説明上、2,000円前後の商品も展示しておりますが、
上記の理由で余りお奨めはしておりません。
ここ数年、低反発ウレタン枕がブームですが、
よく売れているという理由だけで購入する事はお奨めできません。
寝装品専門店やデパートの枕コーナーを訪れ、
実際に使い心地や高さ、大きさなどが自分に合っているか、
試してから購入される事をお奨めいたします。
同じメーカーの枕で価格が違う場合があるのは…
例えば「デパートなどでテンピュール枕は定価販売と聞いていたのに、
量販店で安く売っていた!!」といった声がございます。
これは、並行輸入されたテンピュール枕が
値引き販売されていたようです。
日本の販売元はテンピュールジャパンです。
ジャパンモデルはこの社の商品には保証書が付き、
カバーの洗濯表示が日本語です。
並行輸入された枕にはこれらがなく、
日本人仕様ではないので、高さや品質も微妙に異なります。
日本のような高温多湿の環境では、
ヨーロッパ仕様の商品は快適度は劣ります。
ドイツの名車○ンツでも、
ドイツ国内仕様の並行輸入車で日本の夏場はチョッとトラブルが…。
とにかく、ブーム(流行)でそれらしい物をお買い上げになっても、
快眠を得られるかどうかは少し疑問です。
是非お近くの専門店で納得のいくまで説明してもらうのがベストですね!!
今回も柔らかめの素材で、低反発フォームの紹介です。
少し長文となりますが…(^^;
当店では、低反発フォームは、あまりお勧めしておりません。
お客様が、低反発の特徴(メリット、デメリット)を
納得していただき、それでもご購入希望の方には、
販売もいたしておりますが…
ウレタンフォームとは…
ウレタンフォームは、
合成樹脂のポリウレタンを発泡させたもので、
ポリウレタンフォームともいわれます。
原料はポリウレタンの原液に発泡助剤などを加えたもので、
これをかくはんすると発熱して膨らみます。
原料の種類と組み合わせによっで、
ウレタンフォームの硬さや弾力性などが変わります。
ウレタンフォームには
①用途に合わせて成型できる
②用途に合わせたクッション性が得られる
③日光にさらすと黄変する
④長期に日光にさらすと劣化する
などの特徴があります。
低反発ウレタンフォームとは…
さまざまなウレタンフォームの中でも、
押されたときにゆっくりと沈み、ゆっくり戻る、
適度な粘性をもったものを低反発ウレタンと呼んでいます。
この適度な粘性が、身体のラインに沿って
いろいろな寝姿勢に適合することから、
枕やマットレスなどの寝装品の素材として用いられています。
低反発ウレタンの粘性を出すためには、
多くのポリウレタン原液が必要となるため、
他のポリウレタンよりも価格は高めです。
低反発ウレタンの特徴は…
低反発ウレタンには
①枕の場合、頭の圧力を均一に分散して、
肩・首・頭部の負担を少なくできる
②マットレスや敷きふとんの場合、
体圧を分散するため血行を妨げない
③多気孔なので通気性が良く、むれにくい
④湿気が内部にたまりにくく、
室内に立て掛けておくだけで乾燥するので、
日干しの必要がない、などの特長があります。
低反発ウレタンの中には、
体圧だけでなく体温にも反応して、
身体の凹凸に合わせて沈み込むタイプのものもあります。
とメーカー各社は言っておりますが・・・
価格の差が激しい低反発ウレタン…
低反発ウレタンは、日本では規格や基準が定められていないため、
メーカー各社がそれぞれ独自に開発しています。
そのため、価格や質にかなり差が見られるのが現状です。
しかし、通気性や引き裂き強度、へたりにくさ、
混入物などを考えると、極端にに安価な商品には注意が必要です。
現在、市場に出ている低反発ウレタン枕、
マットレスの殆んどの製品が気温10度前後で硬くなってきます。
最近では、それを改良された製品も出てきましたが、
常温での硬さや粘性、反発速度等々お好みが分かれるところです。
また、一般的には夏季はムレ感や柔らかすぎるというご意見が多いです。
特にウレタンフォームは製造段階で泡の中に膜が張り、
製品の段階でも残っています。
低価格の製品はそのまま商品化されますので、
夏季は頭が熱くなり快適ではありません。
眠むの木がご提案している商品は、
殆んどがオープンセル加工(膜を取り除いてある)の商品です。
ただ、ご説明上、2,000円前後の商品も展示しておりますが、
上記の理由で余りお奨めはしておりません。
ここ数年、低反発ウレタン枕がブームですが、
よく売れているという理由だけで購入する事はお奨めできません。
寝装品専門店やデパートの枕コーナーを訪れ、
実際に使い心地や高さ、大きさなどが自分に合っているか、
試してから購入される事をお奨めいたします。
同じメーカーの枕で価格が違う場合があるのは…
例えば「デパートなどでテンピュール枕は定価販売と聞いていたのに、
量販店で安く売っていた!!」といった声がございます。
これは、並行輸入されたテンピュール枕が
値引き販売されていたようです。
日本の販売元はテンピュールジャパンです。
ジャパンモデルはこの社の商品には保証書が付き、
カバーの洗濯表示が日本語です。
並行輸入された枕にはこれらがなく、
日本人仕様ではないので、高さや品質も微妙に異なります。
日本のような高温多湿の環境では、
ヨーロッパ仕様の商品は快適度は劣ります。
ドイツの名車○ンツでも、
ドイツ国内仕様の並行輸入車で日本の夏場はチョッとトラブルが…。
とにかく、ブーム(流行)でそれらしい物をお買い上げになっても、
快眠を得られるかどうかは少し疑問です。
是非お近くの専門店で納得のいくまで説明してもらうのがベストですね!!