今日の長野は、晴れて昨日より暖かくなりました。暖かいと言っても一桁台の気温なんですが。それでも陽射しのあることが嬉しいです。
11月28日の京都紅葉巡りの後編です。
嵯峨鳥居本での昼食を諦めて愛宕念仏寺に向かうことにしました。
近くにある化野念仏寺も覗いてきました。今日の目的は愛宕念仏寺、嵯峨鳥居本にあるのが化野念仏寺。紅葉の時期には観光客の多いお寺です。
嵯峨鳥居本は「伝統的建造物群保存地区 」として街並みが保存されています。風情ある景観の中の散策が楽しい地域です。
愛宕神社の一の鳥居が見えて来ました。そこにあるのが「鮎茶屋平野屋」さん。
目に飛び込んできたのが「むしやしない 鮎茶漬」の看板。お昼はこれに決めました。旅行支援の「地域クーポン」もつかえました!
「むしやしない」とは京ことばで「一時的に空腹をしのぐこと、軽食」と言った意味ですが、私達にはお腹に優しい、ピッタリのお昼でした。
休憩も出来て元気も出ましたので、愛宕念仏寺にむけて出発。と言ってもここから5分程度の距離ですが。
今日の目的地、愛宕念仏寺です。ここには以前、4月に来たことはありますが、紅葉の時期に来たいと思っていたお寺です。
このお寺は、700年代創建で京都市内の松原通にありました。その後、洪水などで衰退、大正時代にこの地に復興されたようです。千二百羅漢で有名になりました。
頭上に見える地蔵堂を目指して石段を上がります。途中の右手に見えるのが「三宝の鐘」。
地蔵堂は「あたご本地仏火除地蔵尊」が安置 されていて、ここからの紅葉は見応えがあります。
お堂の中から見た紅葉。
狭い境内ですが、ここに立つと心が落ち着きます。正面が本堂(半分の写真しか見当たりませんでした)、右に「ふれ愛観音堂 」。
本堂に上がって本尊の千手観音さまにお参り。
本堂の中からの紅葉と羅漢さん。
本堂を下りて多宝塔へ。ここにも羅漢さんがいっぱいです。
新鮮な空気の中にたっぷりと浸ってから、帰りは「三宝の鐘」をくぐり抜けて山門に戻りました。
贅沢な時間を過ごすことが出来たので、普段は騒がしい婆さんも穏やかに境内の散策を楽しんだようでした。
鳥居本の紅葉を眺めながら嵐山公園に戻ります。
トロッコ嵐山の駅の横から大河内山荘の下を歩き嵐山公園の展望台へ。婆さんは下のベンチで休んでいました。
桂川の景色。陽が陰って来たのが残念でした。
婆さんと合流して渡月橋方面へ山を下りました。ここの紅葉も奇麗です。
川岸に下りると、川下りの船やボートで紅葉を楽しんでいる人、散策している人達で賑やかでした。
阪急の嵐山駅に向かう途中で法輪寺に立ち寄る予定でしたが、さすがにそこまで上がる元気は残っていませんでした。
目的の愛宕念仏寺に行くことが出来ましたし、思いがけず「平野屋」さんで昼食をとることが出来て、満足した一日になりました。
今日(11月28日)の歩数は、20,386歩。嵯峨野散策、よく婆さんも文句を言わずに歩いてくれました。
明日は雨の予報。婆さんと「休養日にしよう!」と意見が一致です。
「ずくだせアルバム:愛宕念仏寺」