今夏30年ぶりの甲子園出場を目指す、久留米商業の過去10年の戦績を振り返る。
※戦績は最終対戦、✩は甲子園出場校。
2005年 ベスト8 久商3-7戸畑商 ✩柳川
2006年 ベスト8 久商1-2福工大城東 ✩福工大城東
2007年 ベスト19 久商0-7沖学園 ✩東福岡
2008年 3回戦敗退 久商2-3宗像 ✩飯塚
2009年 ベスト19 久商2-10東筑 ✩九国大付
2010年 3回戦敗退 久商3-6九産大九産 ✩西短大付
2011年 ベスト19 久商0-3福岡工業 ✩九国大付
2012年 ベスト19 久商2-3飯塚 ✩飯塚
2013年 ベスト16 久商3-5自由ケ丘 ✩自由ケ丘
2014年 3回戦敗退 久商2-3久留米学園 ✩九国大付
久商野球部は過去10年で県大会に7回進出し、05年、06年のベスト8以降「5回戦の壁」に阻まれている。しかし、06年、12年、13年はその年の夏代表校に惜敗し全くチャンスがなかった訳ではない。
甲子園出場校を見ると全て私立勢が占めており、96年に東筑が出場して以来、公立勢は代表校がでていない。しかし、今夏の久商はノーシードながら福岡県春チャンピオンの城東を破り勢いに乗っている。また、春選抜出場の九産大九州も3回戦で大濠に敗れどこが代表校になってもおかしくない状況だ。公立校でも必ずチャンスはある。
今年の県大会は小郡球場で18日に開幕する。また、1915年の第1回大会出場から節目の100年を迎えた。機は熟している。久商野球部OB、同窓生、保護者、そして地元の高校野球ファンの熱い想いと大声援を受けて、永年の目標である甲子園出場のキップを掴み取ってほしい。本当に心から願っている。頼む、頑張ってくれ。