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Temeculaでの四日間を終え、翌日からL.A.でBass のダヴィングをする為、パウロに申し訳ないが、アフター・パーティー行く時間も無く、早々とホテルをチェック・アウトし、その足でL.AにDELVE'Sの谷氏夫妻とBack to L.A.
こういう時はResedaにあるフェイク無しの極普通の日本の家庭料理が食べれて、jazzが流れている「ラーメン日本」に行きたいところだが、もう閉店の時間帯。途中、Torranceで、深夜の日本食で友人も交えての乾杯をしてもらった。
そして、Encinoの谷氏宅へ。ここで、毎日深夜、庭の隅のジャクージに入り、明け方まで、一人で椅子に座って色々と夢想するのである。この庭が、現在、L.A.で一番好きなmy placeだ。
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with my bro,Land
翌日、Delve'sで、Alex Al(b)を待っていると、 brother のLand Richards (ds)の予期せぬ訪問があった。パウロに聞いたのだろう。逆にL.A.に来る事を知らせてなかったのが申し訳なかった。早速、二人で良く行く、Roscoe'sに行って、頼んであったレコーディングの打ち合わせをして、Alex を待った。
Alexは、彼がまだ十代の時に知り合った。時々、知らないアメリカのミュージシャンから電話があるが、その中の一人であった。今では、Stevie Wonder, Herbie Hancock,Kenny G, Boney James, Everette Harp、Paul Brown等のレコーディングで活躍していて、
僕の弟みたいな感じで付き合わせてもらっている。昔、ブレイク前のMindi(sax)も一緒に3人で遊んだのもなつかしい思い出である。
そしていつか、一緒に音楽つくろうとの約束が、やっと実現して来たのである。
Alexの自宅スタジオでレコーディングしたが、長い付き合いだけあって、僕が何を要求してるか、すぐわかる。
あっと言う間に最高のテイクがとれて終了した。その後は、Delve'sにもどり、sushiパーティーで締めた。
こんな感じで、L.A. には、行く度に僕の我が儘を聞いてくれる、年月を積み重ねてきた付き合いの多くのmusicianや、友人等がいる。「故郷は遠くにありて思うもの」というが、そういう意味では、僕にとって、Back To L.A.は,最早、故郷に帰るような意味を持って来つつあるのだ。
しかし、L.A.での4日間のスケジュールをこなし、成田に着けば、RaRaの待つ我が家に一目散に車を走らせた。
KANZAKI