続・ざしきぼっことあそぼう…家出のお手紙だしました（ざしき童子のはなし）

誰もいないはずの座敷で
H（年長、ざしきぼっこ）：ここだよ～…うちわで音を立てたり、Sやtutorに触って逃げる
S（小４、ナレーター他）：　戸を開ける、Hの後を追う、のぞき込む…を繰り返す
S：垣根が青い～
S：キャー…と逃げてから…こんなのが、ざしきぼっこです。

大道巡りで
輪になってぐるぐる回り、床に転げたSとtutor
H：ぼくぜ～んぜん目まわらない。
H：いちにさんし………じゅういち！
S：あたし？いやちがうちがう！
H：もう一回数えようか？…じゅういち！じゅういち！
S：えーちがうちがう！
～Sがざしきぼっこになった。

如来さまのお祭りで
H：　動き回っている
S：病気の子…床に寝る
H（本家のおばあさん）：　枕をSに差し出し、毛布をかけ、お薬も
H：お手紙かく。…何か書く仕草
tutor：何かいてるの？
H：びょうきになりました。ポストに入れる。
tutor：読みました。かわりにウサギを入れます。
H：　うさぎを取って走り戻る
S：ガブ。…うさぎを食べる
tutor：食べちゃうの！？
～九月にはしかが良くなりお祭りに
S：　踊ったり、何か投げたり　→祭り会場の子ども？
H：　一緒にあそんでいる
テューター：あれ？はしかが治った子は？いないね。ではあっこちゃんがやろう。
H（お祭りの子ども）：クマ。…といって縫いぐるみをtutorに渡し、Sと遊んでいる
tutor：一緒にあそんで～新しいクマみて～
H：キャー…逃げる
S：キャー…逃げる
～追いかけっこを繰り返した後
tutor：もう、こんな家いやだ！出ていってやる！
S：このうちが笹田だったんだ。
H：またお手紙書かなきゃ。おうちを出て行きました。…ポストに
tutor：プンプン！…出て行く

朗明寺の淵で
H：ざしきちゃんやりたい。
S（ざしきぼっこ）：一緒にやろう、ここにいよう。
H：　刀をとってくる、刀を振り回す
S：おーい、おーい
S：Hくん、ほら膝に手をおいて。上を見て。
H：　刀を振り回しながら一緒にやる
S：更木の斉藤へ行くよ。Hくん行くよ。
H：こっちだよ。
S：こっち？…一緒に隠れる
H：　出てきて刀を振り回してポーズ！
S：こんなのがざしきぼっこです。Hくん、こうだよ。
H：ざしきぼっこです！

～お話日記、ノート活動
S：Hくん、おはなし日記だして。ほら描こうね。
H：　お祭りのシーンをどんどん描く
S：　同じ場面を丁寧に描く

この後。ママ・パーティに集まったお母さん達に絵の説明を、子どもたちがしました。
Sは、お話を要約して説明でき、Hは、自分の絵を説明しました。
たくさんのことばで、自分の活動を生き生きと語ることができました。

そしてまた遊び出す二人。
H母：Sちゃんありがとうね。H、優しいお姉さんで嬉しいね～
S：うん、だってチョー可愛いんだもん。