絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

こぐまのくんちゃん

2020年10月28日 | 絵本で子育て
たんぽぽおばちゃんの
おすすめ絵本を
前回の記事で書ききれなかったので
続きです。

題名、作者、画家、出版社、コメントの順です。


ロボット・カミイ
古田足日
堀内誠一
福音館書店

よみものです。
幼児に読んであげると大喜び!


宮沢賢治の絵本 どんぐりと山猫
宮沢賢治
田島征三
ミキハウス

どんぐりたちの、にぎやかさ
野をふきぬける風が 絵から
感じられます。ユーモアと
正義感と不気味が
同居する物語。小学生に!


以上、10冊をご紹介しました。
また、季節が進んだら、
次も控えて待っていますよ。


この10冊のなかで、
わたくしのイチオシがあります。

「くんちゃんの だいりょこう」

くんちゃんのシリーズ絵本、数あれど
その中でも珠玉に光る!

くんちゃんの成長、父母の愛情、子育てのエッセンス
…と、おすすめされていましたが、
それはもちろんのこと。

なんといっても
こぐまのくんちゃんの、一生懸命な様子が
目の前にまるでくんちゃんがいるように。
感じるんです。

大旅行って、いったいどんな世界旅行だろう、
と思ってお話を聞き始める。
渡り鳥を追っていくなんて、すごい! 
と、わくわくする。
最初は、旅への期待をふくらませる、くんちゃんの気持ちに
なっているんだけれど、
ところが、
くんちゃん、全然すすまないじゃない!?

そうなってくると、
くんちゃんという子熊が目の前にいて
丘を登ったと思ったら降りて、を繰り返している絵が見えてくる。

ほんとに行こうと思っているんだよ。真剣なの。
でも、戻っちゃう。

それを見ているお父さんお母さんの熊と
くんちゃんが駆け上っていく丘と、
目印の木、それが世界の全部なの。

本当に健気で、愛らしい、くんちゃんです。
渡り鳥が行く、熊が冬支度をする、この季節に
ほんとうにぴったりなんです。


そして
このナーサリーライムが思い浮かぶ。

Round and round the garden
Like a teddy bear;
One step, two step,
Tickle under there!

トットコ、トットコ、お庭をまわれ
ぬいぐるみのクマさん、
ひとあし、ふたあし、
こーちょこちょ!
(訳; 石井あつこ)

真剣に生きる!
その愛らしさに癒されておとなは
生きるを学びますね。
おさない方々の近くにいると
学びが大きいです。

次は
こどもさんの近くで語らせてもらった
「かしこい モリー」のことを書きますね。






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