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LADY (the eleventh day)

2022年01月03日 | 英語教室

冷たい風の中、はなひらく白薔薇「アイスバーン」


クリスマスの積み重ね唄を一つずつ紹介しています。

<The 12 days of Christmas>


始まりはいろいろな鳥たちが贈り物として出てきました。

7日めに白鳥になった次からは、

人々が登場してきました。

まずは太鼓叩き8人、次は笛吹き9人。

これが段々に並ぶように

ことばが重なっていきます。


そして11日め。

LADY】の登場です。


DON DAILYの絵本”The Twelve Days of CHRISTMAS”では

小豚のバレリーナたちが華やかに踊りを披露しています。


“eleven ladies dancing”

なので日本語にすると踊り子とか、踊るお嬢様と訳されているものをよく見ます。

わたし自身、このフレーズでは「ステージの踊り子さん」をイメージしていました。


でも最近、新鮮な驚きがあって。


それは【LADY】という「称号」について。


クリスマスのオンライン公演で演出をされた、

三輪えり花先生のFacebook

「スコットランドに土地を購入し、グレートブリテン王国のLADYの称号を頂いた」とのニュースがあったのです。


グレートブリテン国の土地を所有していることが称号の意味なら【LADY】は「領主さま」になりますよね。

「領主=LOAD」ですからそれに匹敵する御婦人の称号というわけです。


今回のクリスマスはこの唄のイメージが変わりました。

もともと、12日めは【LOAD】が登場しているのですから

その地位にいる貴婦人。踊り子さんではなく。

お嬢様やお姫様でもなく、土地を管理できる大人の女性。


そうするとこの積み重ね唄は

最下段から10段めまではご領主様たちへの

様々な貢ぎ物が並んだ

そびえるひな壇で、

910段には楽隊がいて

まさに五人囃子と三人官女らしくて

最上段には

お雛様とお内裏様がおられるという。


古式の日本の(大和の)女性の尊称には

ヒメ(媛、日女、姫)という呼び名があって

地域の女性首長を表したんだそうですよ。


LADY=ヒメ】


なんですね!






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