ドラッグストアで市販薬を買う時に
薬の成分をちゃんと見てますか?
たぶん見てない人が多いと思います。
例えば風邪薬とか見ると商品は違う
けど成分はほとんど同じとか結構
ありますよ。
コロナ禍の時でした。まだコロナに
対する薬が無い。しかしコロナに感染
すると高熱が出る。ということで
ドラッグストアでも解熱剤のコーナー
が出来ていました。解熱剤の成分と
して、代表的にイブプロフェンと
アセトアミノフェンがありますが、
アセトアミノフェンの方が良い。という
情報がネットで流れてアセトアミノフェン
の入った解熱剤は軒並み棚から消えました。
特にアセトアミノフェンのみが入った
「カロナール」という商品が大人気でした。
私はコロナにかかってないですが、その
棚を見てほとんど空だなあ…と思いつつ
1つの商品が目につきます。「ラックル」
ほとんど売れずにかなりの数が余ってます。
私はそれを見てアレ?と思いました。
何故ならラックルもカロナールと同じように
アセトアミノフェンしか入ってない解熱剤だと
知っていたからです。念の為確認してみました。
カロナール 成分 アセトアミノフェン300mg
ラックル 成分 アセトアミノフェン300mg
全く同じだ。なんでラックル余ってるの?
その理由はパッケージにありました。
カロナールには頭痛、解熱、生理痛にと記載。
一方のラックルは腰痛、神経痛にと記載。
なるほど、これは余るわけだと思いました。
パッケージだけ見れば確かにラックルは選択肢
に入りません。でも成分をちゃんと見ていれば
違いが無いことはすぐ分かります。加えて
アセトアミノフェンは上記の5つの症状
全部に効果がある成分です。
こういった市販薬は探せば結構あります。
例えば整腸薬なんか入っている量は違えど、
だいたいビフィズス菌、フェカリス菌、
アシドフィルス菌の3種類ですからね。
というわけでドラッグストアとかで市販薬を
買う時は成分の確認と比較をしっかりしましょう。
不明点があれば店員さんや薬剤師さんに相談
してみましょう。飲み慣れているものはまだしも
新商品に安易に手を出すのは危険です。どんな薬
にも副作用があります。ビオフェルミンみたいな
整腸薬でさえ副作用はありますよ。特に効果が高い、
効果が強い、効果が速いものほど副作用は起き
やすいです。注意してください。
そもそも身体には異常が起きたらそれを治そうと
する力が元々備わっています。薬を買う前に
本当にそれが必要かどうかよく考えてください。
薬は同じのを飲んでいると耐性が出来て段々
効きにくくなってきますよ。そこも要注意です。
特に頭痛が起きたらすぐ頭痛薬飲む方。飲む前
に首、肩、背中とか触ってみてください。
コリが無いですが?コリがあるならそれが原因
ですよ。まずはストレッチしてみましょう。