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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第32景 「柳しま」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景を訪ねて
第32景 「柳しま」

作品を縦に流れる川は、横十間川、横に流れるは、北十間川です。

右手前に見える横十間川に架かる橋は、柳島橋。

柳島橋のたもとにあるのは懐石料理で有名な料亭「橋本」です。

赤い塀で囲まれているお堂は、法性寺の妙見堂 です。

中景、北北十間川の向こうに見えるのは、請地村の家々。

遠景に霞んで見える山は、筑波山です。


柳島


現在の東京都墨田区から江東区にかけて存在していた地名です。


柳島橋



横十間川に架かる橋です。

江戸時代には、又兵衛橋とも呼ばれていました。


横十間川
(よこじゅっけんがわ)



東京都墨田区・江東区を流れる運河です。

天神川や釜屋堀、横十間堀、横十間堀川ともよばれています。

1659年に、徳山重政・山崎重政両名により開削されました。


法性寺
(ほっしょうじ)




東京都墨田区業平5丁目にある日蓮宗の寺院です。



描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。







最後に

辺りの景色は、大分変わってしましたが、横十間川、北十間川は、昔と変わらない姿を見せてくれます。

また、姿を変えながらも現存する柳橋、法性寺。

江戸時代の人々と同じような景色を見ることが出来る事に、感慨深く川の流れを見つめました。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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