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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第85景 「目黒爺々が茶屋」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景を訪ねて
第85景 「目黒爺々が茶屋」


作品の右に描かれている茶屋が、爺々が茶屋です。

高台の眼下には黄金色に輝く田圃が広がっています。

中景の緑の林と建物は目黒不動堂です。

遠景に描かれた富士山は雪を纏い真っ白に輝いています。
 

爺々が茶屋


目黒に鷹狩にやってきた徳川将軍がよく利用していたと伝えられたいます。
 

茶屋坂






茶屋坂

 江戸時代、将軍が鷹狩りの際に立ち寄った、「爺々が茶屋」と呼ばれる一軒茶屋がこの近くにあったのが由来といわれている。
 

目黒不動堂・別当滝泉寺


瀧泉寺(りゅうせんじ)は、東京都目黒区下目黒にある、天台宗の寺院です。

不動明王像を本尊とすることから、古くより「目黒不動尊(めぐろふどうそん)」と呼ばれていました。
 

 
描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。




茶屋坂の上から撮影してみました。

江戸時代には眼下に田園風景が広がっていましたが。

現在は、静かな住宅街となっていました。



最後に

江戸時代には、見渡す限り田園風景が広がっていましたが、ほんの百年ちょっとで、マンションや家が立ち並ぶ街へと進化しました。

当時と見比べると、不思議な感じがします。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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