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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第76景 「神田紺屋町」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景を訪ねて
第76景 「神田紺屋町」


前景に紺屋町の物干し台でほされた染物を大きく描いています。

中央の布には版元魚栄の「魚」、その奥には「ヒ」、「ロ」を組み合わせた広重自身の印が描かれています。


紺屋町


藍染を手がける染物屋が軒を連ねていたため、この町名が起こりました。



描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。




神田紺屋町にて、富士山の方角を撮影してみました。



最後に

作品を見てみると、染め物がはためき、その隙間から富士山の姿が望めます。

江戸時代にはこの場所からも富士山を眺めることができたのですね。

心がホッとします。

現在はというと、



どの方角を見ても、ビルばかりで味気ない町へと変わってしまいました。

なんだか、残念です。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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