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リートリンの覚書

神社参拝日記・芝大神宮


芝大神宮
(しばだいじんぐう)

概要


芝大神宮は、東京都港区芝大門一丁目にある神社です。
 

神紋・社紋






主祭神


天照皇大御神
(あまてらすすめおおみかみ)
豊受大御神
(とようけおおみかみ)


創建


寛弘2年
(1005年)


例祭日


9月16日


別名


芝神明宮
飯倉神明宮
関東のお伊勢様


略縁起


社伝によりますと、一条天皇の御代、寛弘2年9月16日(1005年10月21日)に、伊勢の内外両宮を勧請して創建しました。

江戸時代には、東海道沿線で江戸市中と市外との境界線上にあり、増上寺にも隣接することから、参拝者が増え、江戸から出府する旅人の、道中無事の祈願が行われました。

さらに江戸時代には、御陰参りといわれる伊勢神宮への参拝が行われるようになりましたが、高額な旅費と長期間の旅程を要するため、容易に行う事が出来ませんでした。

その代わりに伊勢神宮の祭神を祀る当神社への参拝者が増えていったと考えられます。


境内


社殿

 
鳥居

 
手水舎

 
社務所

 
狛犬



力石



 
東京都港区指定文化財
有形民俗文化財 芝大神宮の力石
力石は重い石を持ち上げて「力競べ」や「曲持ち」を行なった際に使用した石である。特に、江戸時代後期の文化・文政期には、職業的な力持ち力士による興行が行われるようになった。
芝大神宮の力石は、「五十貫余」の切付とともに、「川口町 金杉藤吉」の名前がある。これは明治時代に活躍した有名な力持ち力士のひとり、芝金杉川口町の山口藤吉(慶応三年生)、通称「金杉の藤吉」のことである。芝大神宮で力持ちの興行が行われた時、金杉の藤吉がこの石を片手で差し上げたと伝えられている。
港区内には、全部で十四点の力石が確認されているが、こうした力持ち力士の伝承がともなっているのはこの芝大神宮の力石のみであり、都市の力石の民俗を知る資料として貴重なものである。
平成七年九月二十六日
東京都港区教育委員会
掲示板より引用
 


住所

東京都港区芝大門1-12-7

アクセス


JR山手線・京浜東北線
浜松町駅
徒歩5分

都営浅草線・大江戸線
大門駅
徒歩1分

都営三田線
御成門駅
徒歩5分



最後に

2021年の年末、東京タワー見学の後に参拝させていただきました。遅い時間でしたが、次々と参拝客が訪れていました。

江戸時代。江戸から出府する旅人が、当神社で道中無事の祈願したであろうと、感慨深く参拝させていただきました。


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参考
Wikipedia
東京都神社庁HP
芝大神宮HP



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