日本の神様
蛤貝比売
(うむかひひめ)
日本神話に登場する女神
神産巣日之命の命を受け、兄弟の八十神に殺された大穴牟遅神を復活させた女神
別名
蛤貝比賣
宇武賀比売命
宇武賀比賣命
宇武加比比賣命
蛤貝比売命
蛤貝比賣命
神格
蛤の神
鶯の神
「古事記」では
本文では、このように登場しています。
八十神は、火をもち、猪に似た大石を焼いて、転がし落としました。そうして、追い落とされた石を、捕らえる時に、大穴牟遅神は、その石に焼かれて死んでしまいました。このことで、母親の命は、嘆き憂いて、天に参上し、神産巣日之命に救いを請いました。その時、𧏛貝比売と蛤貝比売を派遣して、復活させるように仰せになられました。
神産巣日之命の命を受け、兄弟の八十神に殺された大穴牟遅神を復活させた女神です。
𧏛貝比売が、貝殻を削り粉末を集め、蛤貝比売が、それを待ち受けて、母の乳汁ようにして練り合わせ、塗ったところ、大穴牟遅神は、麗しき男性となって、復活しました。
祀る神社
法吉神社
(島根県松江市)
岐佐神社
(静岡県浜松市)
新しい知識を得た場合
随時更新予定です。