夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

御医者様との攻防

2012-05-23 03:55:41 | Weblog
 昨日朝に近所の老舗(?)皮膚科を受診。 先生は80歳を超えるかたで、なかなかの医療知識及び見識をお持ちなのであるが、最も残念なのはリンパ浮腫に関する知識が完璧にゼロな点だった。
 市井の医師で、専門家でない限りこの病気を把握している人は極少であろうと理解している。 リンパ浮腫患者会に入って十余年の己でさえ、対症療法と諦観と根性で乗りきっているぐらいだから。
 ただ、かの医師ははっきり言って御本人が自身で手一杯とも言いかねぬほど酷いリウマチ持ちの御爺サマ。 んもう、どれだけ期待するにもほどがなくはないかしらんと鑑みる。 先生の既存知識は間違いなく確かであるにも係わらず、刻々と変化する医療にどれだけ付いてゆけるか疑問である。 したがってやむなしと家人は言うが、明日をも知れぬ年齢の医師でも(失礼!)古い知識やら能力やら元々有する頭脳があるなら、あらゆる患者の為に前進を考えて頂けぬであろうか。 御自身が持病有りならば、尚更研究するぐらいの気概を見せて戴きたい。
 これは無理なんかなぁ、いや、患者の贅沢なんかなぁ。

 以上、早世した敏腕外科医と洪庵病院の看護師長の直系孫娘からの繰言であり、肝心の二人は泉下で哂っているのか、嘆いているのか、全く窺い知れぬのは当然也。

コメント
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