沖縄本島北部のダイビングショップ「リベルテ本部(もとぶ)店」

本部町(もとぶ)、水納島、伊江島、瀬底島、名護市、今帰仁村でのダイビング情報。

ポイント調査#002  瀬底漁礁のツバメウオ

2012-01-08 11:16:52 | ■本部でのんびりボートダイビング
2012年1月5日 瀬底漁礁 -14m 25cm 30匹群れ
ツバメウオ・・・英名ではBatfish(コウモリ魚)と呼ばれています。
しかし、ツバメにしてもコウモリにしても成魚が泳いでいるのを
見る限り、あまりピンとくる名前ではありません。
真下からあるいは真上から見たときに、ツバメやコウモリに見える
瞬間があるので、もしかしたらそこから命名されたのかな?
または、若魚の頃の姿からだろうか?
沖縄では真栄田岬でのツバメウオの群れが有名ですが
漁礁などでもよく群れを見かけます。
図鑑を見ると体長30cm~100cmと書いてあり
1mのツバメウオを見たことはありませんが、もし
そんな群れをみたら大迫力でしょう。 一度見てみたいものですね。
那覇の居酒屋で一度「ツバメウオのから揚げ」を食べたことが
あります。から揚げといっても「素揚げ」に近いものでしたが
しいていえば「カレイの姿上げ」のような味で、意外と美味でした。
時期によっては脂がのって刺身でもうまいそうで、見た目では
判断できないおいしい魚のひとつのようです。



幼魚は沖合いの表面に浮かぶ流木などに群がったり
内湾のサンゴ礁で群れを作ったりしています。
食性は雑食性らしく、人に馴れやすいため自然条件下でも餌付けを
簡単に行うことができるため、真栄田岬のツバメウオなどはダイバーを
みると追いかけてくるほどです。
伊豆あたりでも若魚はみられるようですので、沖縄では成魚の群れを
目当てにするとよいかもしれません。
ワイド写真の被写体には最適ですね。



よく似たお魚にアカククリがいますが、アカククリは単独でいる
ことが多く、また口がとがっているので、判別は容易です。
【その他の近似種】
ミカヅキツバメウオ
ナンヨウツバメウオ
コメント
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