沖縄本島北部のダイビングショップ「リベルテ本部(もとぶ)店」

本部町(もとぶ)、水納島、伊江島、瀬底島、名護市、今帰仁村でのダイビング情報。

調査ダイブ・・・ワレカラの催眠術

2013-02-28 15:54:10 | ■本部でマクロフォトビーチダイビング

ポイント:沖縄本島(崎本部)
水温:21度  気温:20度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

2013年2月28日 沖縄本島 崎本部 -8m  -21℃  1cm  ハナオコゼ

先日見たハナオコゼを撮りなおそうと潜ってみたのですが、思わぬコラボが見れました。

 

 

今、崎本部では、あちらこちらにハナオコゼがいるのですが、写真のハナオコゼが付いて
いる場所にはワレカラ(小さなナナフシ見たいなヤツです)もたくさんついています。
そのうち1匹がノコノコとハナオコゼの方へやって来ました。

 

??? ワレカラはハナオコゼの目の前まで来て、腕をワシャワシャ初め・・・・

 

なすがままのハナオコゼ・・・・この後、ふと我に返ったのか、何事もなく隠れてしまいました。

 

2013年2月28日 沖縄本島 崎本部 -8m  -21℃  10cm  ミヤコウミウシ

ちょっとグロステクなウミウシですねえ、海草の上に頭を乗せていました。

 

2013年2月28日 沖縄本島 崎本部 -8m  -21℃  1cm  フチドリスズメダイ

アイスズメダイのいる場所のすぐ隣に、同じクロソラスズメダイ属のフチドリスズメダイ
が10匹程度集まっています。 アイスズメダイと同じく、海草を育てています。
上の写真は体色が黒っぽい個体

 

2013年2月28日 沖縄本島 崎本部 -8m  -21℃  1cm  フチドリスズメダイ

これもフチドリスズメダイですが、色が少し白っぽいですね。   アイスズメダイ
より気性は穏やかで、近づくと岩の割れ目などに隠れてしまいます。 
 

2013年2月28日 沖縄本島 崎本部 -8m  -21℃  1cm  ヒオドシユビウミウシ

オモチャみたいなウミウシ・・・泳ぎが上手で、ヒラヒラと泳ぐ姿はコショウダイの
幼魚のようです。(逆かな?コショウダイ幼魚がウミウシに似せてるのか・・・)

 

トシ

 

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調査ダイブ・・・?トルネード

2013-02-27 15:47:37 | ■本部でマクロフォトビーチダイビング

ポイント:沖縄本島(山川ビーチ)
水温:21度  気温:20度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

   ホシナシイソギンチャクエビ  -12m 21℃ 10mm

水深12mのところに、黒いクマノミが付いているアラビアハタゴイソギンチャクがあります。
ここには、たくさん写真のエビが住んでいますが、この時期でも卵を抱えているようですね。

 

   シマオリハゼ  -14m 21℃ 15cm

ハゼによって、近くまで寄れるもの、寄れないものがあります。
このシマオリハゼは比較的鈍感なようで(シマオリ君ごめん・・・)かなり近寄れます。
ヒレの模様がきれいなんです、アップはこちらをどおぞ 

 


               ?の糞  -5m 21℃ 2cm

エントリーしてすぐに気になったのが、この赤い物体です。  水底に無数に転がって
いました。  触ってみると、魚のフンのようなのですが??? 
「ギンガメアジのフンに似ているなあ~」と思いながら、上記のシマオリハゼを撮影
していたら、「ゴーーーー」という音と共に、周りが真っ暗になるぐらいの大きな群れ
が現れて(山のようでした)、流れに乗ってフンが流れてきました。

透明度が悪くて、なんの魚なのか分かりません、周りには1m級のコガネシマアジ
のようは魚が数匹うっすらと見えます。 そしてトルネードによるものと思われる
水流と共に、「ゴーーーー」という音が響いています。  時間にして5分ぐらいでした。
ちょっと、怖いぐらいでしたね。  いったいなんの魚だったのでしょうね。
 

   クロヘリイトヒキベラ(雌)  -12m 21℃ 8cm

潮通しの良いところでよく見かけるクロヘリイトヒキベラのメスです。
きれいですね!

 

            ゾウゲイロウミウシ  -12m 21℃ 2cm

2月末のこの時期、沖縄ではあちこちに色々な海草が生えてきています。
写真のゾウゲイロウミウシは、めずらしいウミウシではありませんが、この海草の
バックがとても雰囲気がよくて撮影してみました。

 

             ゾウゲイロウミウシ  -12m 21℃ 2cm

海草の種なのか? 真珠のようでとてもキレイですね!

アップはこちら

 

トシ

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調査ダイブ・・・いつでも見れるお魚たち

2013-02-23 16:50:56 | ■本部でマクロフォトビーチダイビング

ポイント:沖縄本島(崎本部)
水温:21度  気温:20度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

今日は晴れ間も出てダイビング日和でした。  沖縄本島北部の崎本部という
ポイントは、エントリーエクジットがしやすく、穏やかで流れもなく、とても潜り
やすいポイントです。  レアものの数は多くないかもしれませんが、ゆっくりと
フォトダイブするには大変適したポイントだと思います。

今日は、通年みられる普通種(かわいそうな言われ方ですけど)をどのように
紹介したらよいかを考えて調査してみました。

ハマクマノミはオスの方がキレイなオレンジ色を出しています。 

 

眼にピントがきてないな・・・

 

ヒメダテハゼはお腹が大きいような気がしますね。

 

ルリホシスズメダイ、「ルリホシ」をキレイにぼかすといいんでしょうね。

 

崎本部の浅場にはたくさんのモンツキスズメダイがいます。 でも伊豆では
みれないスズメダイなんですね。  ご紹介の仕方次第では興味を持ってもらえる
スズメダイだと思います。

 

ナミスズメダイの幼魚です。  これも暖かい沖縄でゆっくり見れるスズメダイですが
内地では見れないようですね。  ユビエダハマサンゴの群生があるところには、たくさん
のナミスズメダイを見かけるので素通りしそうですが、興味を持ってもらえるように
ご紹介の仕方を考えないといけないスズメダイだなあ。

 

アイスズメダイの卵の状況ですが、2日前と比べて少しづつ育っているようです。

   A:だいぶ分裂が進んできたようですね。
   B:眼の中の黒点が見えてきました。
   C:まだあまり変化なしのようです。

 

トシ

 

 

 

 

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調査ダイブ・・・ハナオコゼとアイスズメダイの産卵

2013-02-21 16:37:07 | ■本部でマクロフォトビーチダイビング

ポイント:沖縄本島(崎本部)
水温:21度  気温:20度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

今日はあちこちで、ハナオコゼの幼魚を見ました。 大きさはどれも1cm程度で
すばしっこく動きます。 なかなかゆっくりとは撮らせてくれませんが、近くで見ると
愛嬌のある顔をしてますね。

 

これは別の個体です。 少し色が薄かったですね。  別々の場所に3個体いました。

 

先日も観察したアイスズメダイの卵ですが。  今日は別の産卵場所を見つけました。
そこで、産み付けられた卵を(アイスズメダイに突付かれつつ)じーくりと観察してみました。
(上記の写真は2013年2月16日のものです)

 

場所はこんな感じの少し影になっている部分に産卵していました。 水深は3mと浅いです。

 

オーバーハング気味になっているので薄暗い場所。死んだサンゴの部分に産み付けて
いるようですね。  上記のようにABCと3箇所に異なる色の卵が産み付けられていました。

 

拡大するとこんな感じです。 それぞれの卵の発育具合が異なるようです。
つまり、アイスズメダイのオスは短期間のうちに、複数のメスと数回に分けて
産卵行動をすると推測されます。
つまり、もてるオスが多くの卵を確保することができるということなのでしょうね。

ちなみに、クマノミなどは一夫一婦制のため、産卵は一度ということとなります。

A:産んでから少し経ってますね、分裂が始まっています。
B:発眼していますね、これが一番早く産み付けられた卵だと思います。
C:産みたての卵ではないでしょうか?

アイスズメダイに関して、詳しくはこちらをご覧くださいませ。

 

ガヤにウミウシの卵が付いているなあ・・・と観察してみると、いるわいるわ
ワレカラがたくさん付いていました。  10匹以上いますねえ。  それぞれが
体操しているようで、面白かったですよ。

 

サガミリュウグウウミウシがいました。  遠目にはミドリリュウグウウミウシと同じ
に見えますね。

 

モンジャウミウシです。 砂地をはっていました。

 

トシ

 

 

 

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調査ダイブ・・・イバラカンザシの子供って・・・

2013-02-16 20:56:59 | ■本部でマクロフォトビーチダイビング

ポイント:沖縄本島(崎本部)
水温:21度  気温:20度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です


  ハナガササンゴ   -2m

今日は久しぶりにログを更新します。  ここのところ、風邪をこじらせてしまって
潜れない状態でした。  今日は耳の抜けも良くて絶好調でしたよ。

写真は崎本部ビーチからエントリーしてすぐ、水深2mにあるハナガササンゴです。
通常ハナガササンゴは、もっと褐色なのですが、これは紫色でとてもキレイでした。

 

  ヒメイソギンチャクエビ  10mm

浅場なので、ちょっとゆれて探すのが大変でしたが、ヒメイソギンチャクエビがいました。
バックのピンクがとてもキレイですねえ。  

 

こんなヘビギンポもちょこんと乗っていました。  ハナガササンゴはあまり毒性は
強くないようですね。

 

   イバラカンザシ  -4m  3mm

こちらは良く写真の被写体になる、イバラカンザシです。
上の白いのは、通常の大きさのイバラカンザシ。 カンザシ1つで直径2cmぐらい
ですね。 普通はこれを、被写体にして美しい水中写真を撮るのですが・・・・

今日は、その右下にあるやつに注目してみました・・・これもイバラカンザシです。
多分直径3mmぐらいではないでしょうか? 小さくてかわいいやつでした。

 

拡大するとこんな感じ・・・コブハマサンゴのポリプと比較すると、小ささがわかると
思います。  そして、上の方にあるオレンジの物体、いっちょまえにフタもあるんです。

このイバラカンザシがゴカイの仲間だと言うことをご存知のダイバーは多いと思います。
上の写真の黄緑色の部分は、ゴカイが入っている管です。

ハマサンゴの上にくっついたゴカイの幼体が、石灰質の管を作り、その管を
ハマサンゴが覆っていきます。 イバラカンザシはハマサンゴに穴を開けるのではなく
サンゴの表面に管(写真の黄緑色)を作って、ハマサンゴが出していると思われる物質
(ピンクの部分)で覆われていくのですね。

 

これは、もう少し小さなイバラカンザシ・・・2つあります。

 

今日はなかなか透明度が良くて気持ちよかったですよ。  写真のソフトコーラル
の下を泳いでいると・・・壁際に気になるものがありました・・・・

 

何かの卵?  もう発眼しています。 ハッチアウトももうすぐなのでしょうか?
さて、親は誰でしょうね?

 

アイスズメダイ  -4m  12cm

でした~、卵の写真をとっている時、すごく威嚇されました。  ゴメンゴメン ^^;

 

トシ

 

 

 

 

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調査ダイブ・・・エントリー前からネイチャーシーン

2013-02-06 16:16:30 | ■本部でのんびりボートダイビング

ポイント:沖縄本島(崎本部)
水温:21度  気温:20度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

崎本部ポイント(ゴリラチョップ)の象徴となっている、ゴリラの岩。
頭にカラスが止まっています。  さて、彼が狙っている獲物は・・・

 

海鳥の死骸・・・エントリー前から残酷なネイチャーシーンを見てしまった・・・

 

なんの変哲もない岩場ですが、中央あたりにある緑の部分が分かりますか?

 

このフサフサとした海草・・・イトゲノマユハキまたはマユハキモと思われます。
この2種は顕微鏡レベルで見れば判別可能らしい・・・ハッキリ言って私には
どちらか分かりません・・・

 

そのフサフサにいる、緑のキレイなカニさん、マルトサカガザミというそうです。
このフサフサに必ずいるわけではなく、比較的大きなフサフサには住み心地が
良いのか、時々見つけることができます。

 

「つがいで、もう一匹いるのではないか?」という確信があったので、丹念に調べて
見ると、一回り小さな個体がでてきました。 こちらは体の内部が少しオレンジ色
に見えます。  先の写真の個体が1.4cmとすれ、こちらは1.0cmといったところ
です。 

 

そして、こちらは1週間ほど前から同じカイメンをムシャムシャ食べている
タヌキイロウミウシです。 いったいいつまで食べていることやら・・・うちの娘なら
とっくにオカンに怒られているところですが・・・

前回のブログでは「気持ち悪くて触ったことがない・・・」
と、やや男らしくない発言をしました。 そこで、今回は少しだけ、指示棒で触って
見たところ・・・ 予想通り、青白色の粘液のようなものが糸を引いてでてきました。
出てきているのは、触った部分の表面からのようです。 これがいったいどれぐらいの
毒をもつものなのか?  「タヌキ君触ってゴメン」

 

こちらは、砂地にブスッと立っているテトラポットの一部分

 

表面を見てみると、ムネボヤがたくさん付着しています。
このムネボヤは透明感があり、結構大きくなるため、生物が付着しているときには
写真撮影の良い舞台になります。

 

いました、1週間前と同じところで、同じようにおなかを膨らませたセボシウミタケハゼのメス
同じ個体なのだろうか?

 

こちらは、他のムネボヤについていた、オスと思われるセボシウミタケハゼ・・・

 

それからそれから、こちらは、やや古くなったホヤに産卵したのか? はたまた
偶然居合わせたのか?  右上のところにパッチ上の卵があります。

 

拡大するとこんな感じで、発眼していますね~、ということはだいぶ前に産卵したもの
のようです。 セボシウミタケハゼは産んだ卵を守るという行動をするのだろうか?
そして、いつごろ孵化するのでしょうか?

 

おとなりのホヤでは「さあ!これから!」とオスメスが気合を入れている最中でした。
産卵行動の時間はいつごろなのかなあ、夕方かな?

 

トシ

 

 

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キンギョハナダイにサンゴの髪飾り

2013-02-04 21:43:36 | ■本部でのんびりボートダイビング

ポイント:水納島(灯台下2、ツバメの根、ケーブル)
水温:21度  気温:25度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

気温はぐんぐん上がって、2月とは思えない25℃・・・はっきり言って陸上は初夏です・・・
写真は灯台下2の沖の根の1枚、透明度が良くて気持ちよかったですよ~

 

ちょっとだけバイオレットボクサーシュリンプを見てきました・・・(PHOTO BY ユッキー)

 

セソコテグリだと思います。  ミヤケテグリは「スーッ、ピタ!、スーッ」という感じで移動し、
セソコテグリは「ピョコッ、ピョコッ」という感じで移動しますね。

 

キンギョハナダイがあちらこちらで求愛していました。
写真はキンギョハナダイのメスです。  偶然、花の髪飾りをつけたように撮れました。
オスからの求愛のために、おめかししたみたいでしょ?

 

こちらは、キンギョハナダイのオス婚姻色です。 あちらこちらのオスが婚姻色
を出してディスプレイ(求愛活動)していました。(PHOTO BY ユッキー)

 

ツバメの根のヨスジフエダイ・・・かなりじっくり観察してみました。 ほとんどが
ヨスジフエダイだと思います。 成魚の中に、ベンガルフエダイを見つけることは
できませんでした。

 

パンダダルマハゼ・・・撮りずらいんですよね~   (PHOTO BY ユッキー)

 

ミツボシクロスズメダイも産卵していました。
メスが岩肌に体をこすり付けて卵を産み付けると、すかさずオスが放精の為に
近づいてきます。

複数匹が、根の上で群れていて、ペアは完全には決まっていないようです。
その場の気分でペアになったミツボシクロスズメダイが産卵行動に移るという感じ
に見えました。

 

カイカムリの一種・・ベレーボーみたい・・・

 

ヒブサミノウミウシ・・・いつ見てもきれいな蓑です。  (PHOTO BY ユッキー)
そういえば、名護球場の日ハムキャンプに「みのもんた」が見に来ていたようですね。

いちょう、ミノつながりの情報でした^^;

 

ユッキー3日間お疲れ様でした。 天候、海況も良くて楽しかったですね!
次回はまた越しくださいね!

トシ

 

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海況は良好・・・ハタンポを観察しました

2013-02-03 23:28:07 | ■本部でのんびりボートダイビング

ポイント:瀬底島(パンプキン、ラビリンス)
水温:21度  気温:22度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

今日は瀬底島でガイドをしてきました。  地形ポイントでは、ほとんどガイドらしき
ガイドをせず、お客様が好きなように好きなものを撮影してもらいました。

写真の中央の魚はハタンポ・・・
ここ、瀬底島ラビリンスでは、リュウキュウハタンポとミナミハタンポがいるようです。

お客様を、ほったらかしている間 、お好きなように撮影していただいている間
ゆっくりとハタンポを観察してみました。

ここラビリンスの地形は、溝の部分と穴の部分に分けられます。

(1)溝の部分には若干光があたり、アカマツカサが群れています。
このようなところには、リュウキュウハタンポが群れているようです。いずれも成魚。

(2)一方、ほとんど光が入らない穴の中では、ミナミハタンポが大きな群れになって
いました。 これは未成魚と思われます。

「ハタンポが2種類いること」よりも、異なる生態をしている(いる場所が違うなど)
ことを観察すると、発見があって楽しいですねえ。

さて、写真のハタンポは
  ・リュウキュウハタンポ
  ・ミナミハタンポ
どちらでしょうね?

トシ

 

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ニシキアナゴに惹かれる人たち

2013-02-03 18:22:13 | ■本部でのんびりボートダイビング

ポイント:瀬底島(パンプキン)
水温:21度  気温:25度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

沖縄本島の瀬底島近辺では、チンアナゴ、アキアナゴ、そしてこのニシキアナゴが
現在のところコンスタントに見ることができます。

瀬底島のニシキアナゴは水深22m おおよそ10~20匹程度のコロニーを作って
いると思います。
このニシキアナゴのすぐ近くにチンアナゴもいるので、性格を容易に比較できます。

チンアナゴとの違いは
  ・チンアナゴよりも、全体に細く、シマシマ模様
  ・敏感で、すぐに引っ込んでしまう。(ここの個体群に限るかもしれません)
  ・チンアナゴに比べて動きが穏やか?動きが少ない?

正直・・・見るだけであれば、美ら海水族館で見たほうが、キレイでハッキリ見れます。
それでも、このニシキアナゴを一目見たいとリクエストしてくれるお客様がいるんです。

写真はお客様のユッキーからご提供いただきました。
いずれ機会があれば、調査ダイブの時にニシキアナゴを撮りに行きたいと思います。

トシ

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(2月ですけど)夏の様な水納島を独占

2013-02-02 20:27:05 | ■本部でのんびりボートダイビング

ポイント:水納島(ケーブル、マーメイド、灯台下) 沖縄本島(ウニパラ)
水温:21度  気温:22度  スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です

今日の午前中は「これで2月?」と思えるほどの気温、天候、海況でした。
ベタナギ、晴天の水納島にダイバーは私たちのみ・・・なんと贅沢な・・・
水中もご覧のようにキレイでした。

 

1本目のケーブルは相変わらずサンゴがキレイ。 今日のお客様ユッキーも
「サンゴの種類が豊富で、色とりどりでキレイですね!」とのこと・・・

 

2本目はマーメイド:13メートルのプチ根ではヨスジフエダイ(10cm)が爆発して
いました。 

■この群れのヨスジフエダイを良く観察してみたのですが、おおよそ
   ・ベンガルフエダイが80%
   ・ヨスジフエダイが20%
   ぐらいの割合のようです。 ですから正確にはベンガルの根ですね。

 ツバメの根では、ベンガルではなくヨスジが多いので、構成が逆のようです。
 もっとも、昨年の11月以降ツバメの根に入っていないので今は分かりませんが・・・

■このベンガル+ヨスジ群は、根の近くでは身を守り、少し離れた中層では
 キンギョハナダイのようにプランクトンを捕食していました。
 その際、砂地の中層で捕食中は、体色が薄くなり、白に近くなります。
 一方、根の近くの群れでは、体色に黄色味が増すように見えました。
 なにか意味があるのでしょうか?

 20cm程度の成魚では、中層でプランクトンを捕食するような行動は
 見たことがないので、この行動は小さな個体に特有な行動なのかな?
 (成魚の場合写真に夢中になってて、あまり生態を観察してないからなあ)

■ヨスジフエダイ(10cm)の5本目の縦線は、肉眼では識別しづらいのです。
 そこで、簡単に離れてても確認できる方法がないかと観察してみると・・・
 顔先部分が少し黒ずんで見えるのがヨスジフエダイ、そうでなく白い
 ものがベンガルフエダイである確立が高いようです。
 体側の縦線の太さはやはりベンガルフエダイの方が太いみたいですね。 

 

3本目灯台下では、ハダカハオコゼ白が2匹いました。 オスメスなのかな?
どんな求愛をするのでしょうか?

 

灯台下にいた、メレンゲウミウシ、キレイです。

 

そして、今日の4本目:ウニパラです。 どうしても黄色のカエルが見たい!という
ことで、いっちゃいました!  PHOTO BY ユッキー

 

そこで出たフリソデミドリガイ・・・センナリズタに着生していました。無用に長くなった
4本の側足が、すごく邪魔そうに歩いていました。

 

トウヨウモウミウシ属の一種    PHOTO BY ユッキー

 

朝一の写真です、夏みたいですね~ また、笑顔がさわやかだなユッキー!

明日もボートダイブです

トシ

 

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