気温:25℃ スーツ:ウェット5mm+フードベスト #kaikyo written by 木村俊明
3本目:水納島(イエローフィッシュロック) 風速:北東6m 波:北東1.5m うねり:なし 透明度25m 水温:23℃ 流れ:北→南2.5
IN:14:00 OUT:14:45 TIME:45分 MAX:m 平均:m
先日見つけた不思議な卵?のようなもの。 今日も偶然出会いました。
前回のブログ→https://blog.goo.ne.jp/liberte_hokubu/e/79cf2d3172f296b5271520c1c471fdf5
これです、先日よりも周りについている砂粒がまばらにとれています。
端っこのほうの卵を拡大していると、中身がなくなって空になっていますね。 何かが孵化したようです。
そして、中心を拡大してみると
おおー、これはミミイカ系の小型のイカに見えますね。
これで、なぞの砂粒をまぶした球体の正体が分かりました。 そこで、前回の写真で卵の根元に柄のようなものが付いていたように見えたのですが、あれはなんだったのか?
今回の画像の中にこんなものが写っていました。 なんでしょう、サンゴのかけらなのか何なのか?
多分このようなものが卵の根元に重なって偶然、柄のように見えたのかもしれません。
今回、実はひとつの卵の根元を見てみたのですが、このような柄はありませんでした。 したがって、直接岩下に接着されていたと思います。
これでおおよその種は特定できましたが、確実には分かっていません。これが孵化する瞬間を撮影して、個体を確認しないと確実な種までは分からないですね。
→2019年5月7日
沖縄で生息しているイカから推測すると、ヒメダンゴイカとミミイカダマシが有力という情報をいただきました。
ヒメダンゴイカに関しては以前記載したブログの内容をご覧ください。
この時の卵は密集して産みつけられており、また砂もあまりまぶされておらず、今回の卵とは生み方が異なっていると感じていました。
したがって、今回の卵は暫定で「ミミイカダマシ」の卵だとしておきます。
(ネット上の情報になりますが、ミミイカダマシの卵と卵の中の状況を見ると、今回の卵はミミイカダマシのものに非常に似ていると思われます。)
木村俊明
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