かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

洪水

2018年07月10日 08時18分14秒 | 日々の出来事

中国地方が 大変なことになっておりますね

1年で 最も暑くなるこの時期に

このような事態になってしまって

本当にかける言葉もみつかりません

私は山の上に住んでいるので

洪水の危険に見舞われたことはないのですが

両親の生まれ育った村は

長い歴史の中で幾度となく

洪水と戦ってきた地域でした

長野の北信地域の山に囲まれた盆地に流れる

千曲川は信濃川の別名で 

日本特有の細い急流です

この千曲川に沿って堤防が築かれているのですが

この堤防が 千曲川の濁流によって

どこで決壊するか ここが非常に難しいところで

両親の村で切れるか

隣村で切れるか はたまた少し先の村で切れるか

非情なことに

他の場所で決壊すると

その他は助かる・・という

なんとも苦しいところなのですが・・・

両親の村は 決壊率が高いほうでして

私が子供の頃は田舎に遊びに行くと

毎年 堤防工事が行われていまし

実をいうと農家の次男坊に生まれた父は

この堤防工事を子供の頃に見て

現場で

ただ指図する(だけにみえた)「現場監督」をみて

あれは ラクそうでいいな、と

将来の自分の職業を「現場監督」に決めてしまいました

30年ほど前もテレビで放映されるほどの

大洪水に見舞われましたが

様子を見に帰った父は ぐったり疲れて帰ってきました

「もう どうしようもない」

都会に住んでる親戚中に

とにかく帰れるものは帰って手伝え!と

電話をかけまくっておりました

父の子供の頃より 電化製品も増え

家具も生活様式も変わった現代の洪水は

昔の何倍も復旧に時間がかかります

この暑さですから作業するにも疲労や熱中症に加えて

感染症の心配など・・ 

自然災害は 本当に 怖いです

私にできる事と言ったら

募金をするくらいしか出来ませんが・・・

一日も早い復旧を心よりのぞみます


テレビで お父さんが避難もしないで

「とにかく荷物を2階にあげないと!!」と

いろんなものを運んでいて息子さんが

「そんなことより避難しないと死んじゃうから!」

「死なねぇよ!」

というやりとりしてましたが

少しでも 浸水被害を免れたい気持ちすごく分かります

命あっての・・といいますが

命あったあと・・を考えてしまえば

どうしたって こういう行動に出てしまいたくなるものです

でも・・

やっぱり命あっての!! なのですよね・・・

母の弟である私の叔父も 

30年前の大洪水の際

堤防決壊に備え

とにかく2階にものを一つでもあげよう!と

かなり早めに行動したようですが

なんと!!最優先に2階の上方にあげるよう家族に指示したものが

百科事典など大事にしているクソ重たい本20冊(-_-;)

これには叔母も 随分後まで

根にもって怒っておりました

てか・・親戚中大ブーイングでした・・

「これが・・洪水の中で助かった百科事典集よ・・」と

その後 数年は訪れるたび

ものすごい重そうな重厚な装丁の本がズラリと並ぶ姿を

叔母は恨めしそうに睨んでおりました

人によって最優先するものは違いますが

それこそ 今の時代なら

フィギュアの人形とかの人も

いるかもしれませんが・・

やっぱり 

一番は なんといっても命・・・

そして 何十万円したかもしれなくても・・・

本ではなく生活必需品ですね・・・



 




 







 




歌丸さん

2018年07月07日 16時42分49秒 | 日々の出来事

桂歌丸さんが 月曜日に 

お亡くなりになられました

心よりご冥福をお祈りしたいと思います


子供の頃 毎週日曜日の夕方

座敷のテレビには笑点がついてました

三波伸介が司会をしていた時代です

ブルドッグみたいな凄みのある三波伸介が

「座布団ぜんぶもってけ!!」

と、不満気に言い放つ姿が面白かったものですが

林家こん平ちゃんのオレンジ色の着物

きく丸さんの黄色い着物など

それぞれの着物の色が 

戦隊ヒーローの色みたいに印象的で

そんな中で 一番お気に入りだったのが

黄緑色の桂歌丸さんでした

とにかく 歌丸さんは黄緑の着物がお似合いでした

ご本人の落ち着いた雰囲気にとっても合っていました

歌丸さんは 独特の雰囲気を持っていて

なんというのか 色気がある喋り方というか

男性でありながら どこか女性的な品のある物言いが

不思議と魅力的な方だなぁ、と幼心に惹きつけられました

歌丸さんは 年を重ねるごとに 素敵になっていかれて

ここ数年は ますます笑顔がキュートな男性に

なられたなぁ・・ と、テレビで拝見するたび

思っていました

十数年前に 新聞の記事で

歌丸さんが横浜出身と知りました

しかも真金町の遊郭街で育ったというから驚きました

真金町というと

横浜市営地下鉄でいうなら 

酉の市で有名な「阪東橋」付近ですが

その記事には黄金町出身とありました

記事を読んだ時

歌丸さんと黄金町が、ワタシの中で 

つながらなくて

「ん(。´・ω・)?」

と、一瞬 思いました

黄金町といえば 

今は随分変わりましたけど

ワタシが子供の頃は

あまり女の子が1人で歩かないほうがいいかも・・

というようなイメージがありました

京急の黄金町の駅を出ると真横を

桜で有名な大岡川が京急線に沿って流れているのですけど

その頃の大岡川は臭くて汚いドブ川で

とにかく川の色を成していませんでした

しかも、黄金町付近は桜じゃなくて

柳の方が目立ってて

髪の長い女の幽霊でも出るんじゃないかというような

おどろおどろしい感じでした

川沿いには「黄金劇場」という

みるからに それ風の大きな汚い看板が

ババーンッとそびえていたり・・

あんなに品のよい感じの歌丸さんが

黄金町近辺で生まれ育ったとは・・・

と・・ちょっと驚いてしまった反面

とても気さくで人情味のある気質は

まさに南区育ちの方にみられる典型的な性格だわ・・と

妙に納得してしまった部分もありました

歌丸さんに言わせると横浜は全部「下町」とのことですが

そんな中でも南区は すごくイイ意味で下町だと思います

南区は仕事で何か所かお勤めしてきましたが

とにかく みなさん面白くて温かい(そしてお節介)

ご近所付き合いとか町内会の催しとかお祭りとか

横浜橋も弘明寺も商店街は活気があるし

昭和のよいものが まだ残っている

そんな感じの町に見えます(ワタシには)

ただ・・それだけに

横浜市内でもかなりの高齢化地域だと

思います・・(多分・・いや絶対・・)

  ・・今はそれに加えて外国人も多い気がします

歌丸さんは 横浜育ちという事に

誇りを持っておられたそうで

落語のしゃべりも江戸の言葉を使わなかったそうです

どうりで・・・

ワタシにとって馴染み深くて聞きやすかったハズです

幼い頃から歌丸さんは好きでしたが

落語好きというわけでもなかったので

三好劇場も行ったことがありませんでした

早乙女太一みたいな役者さんの写真やらを持って

「行ってきたわよ~!ステキだったわ~!」と

鼻息も荒く語る御姉様(ワタシの年齢からみて)から

三好劇場の魅力を耳にすることはあったものの

観劇・・とまでは気持ちが行かず

てか・・・ 

こんな風にハマっちゃっうかもしれない自分を

見たくなかったってゆーか

でも・・今となっては

こんなに近い場所で歌丸師匠が出ていたのに

なんで行かなかったの? ワタシはバカよ!

大バカ者よっ!(*ノωノ)

と 激しく後悔しております・・・

ここ数日 歌丸さんの追悼番組で

落語を何席か視聴しましたが・・・

落語って・・・

おもしろい( ゚Д゚)

おもしろいじゃないさ~(/ω\)

          👆あえての横浜弁

しかも歌丸師匠の落語は

ものすごくわかりやすい!!

うわー うわーん!

なんで 聞きに行かなかったんだ~

バカバカバカーー

お話も おもしろいけど

扇子の使い方から始まって

色々な仕草、ちょっとした手の動き!!

まるで「ガラスの仮面」の一場面じゃないですか~

月影先生が観客席の一番後ろの中央扉の前で

「フフフ・・・見事ですよ」

と目を光らせて笑っている

そんな情景までもが浮かんでしまいました

本当に落語を愛し

その普及に人生全てを捧げた凄いお方なのだと

今更ながらですが 心底思いました

 

明日 PM2:00から NHK Eテレで 

桂歌丸師匠の落語「紙入れ」が放送されます

お時間ある方は

ぜひぜひ


 





 




 




 




 





 


 













かき氷

2018年07月04日 19時27分11秒 | お出掛け

夏が来ると

かき氷が食べたくなります(*'▽')

海辺で食べるかき氷もたまりませんけど

なんといっても

谷中銀座にある超有名な 

ひみつ堂のかき氷は最高です

と、言っても1回しか食べたことありません

しかも秋だったので 待ち時間0分で食べることが出来ましたが

夏なんて何時間待ち(?_?) てなくらいに混むんですよね・・・

氷もさることながら 蜜が美味しいのなんのって!!

おかわりしたいくらいでした

谷中銀座・・ なかなか遠いので

もーちょっと近場でないかなぁ・・と思っていたら

ダンナ様がパソコンで調べてくれまして

「洋光台に こだわりの純粋かき氷の店がある!!」

それならば是非一度!!と

出掛けたお店が 

純氷を使ったかき氷と炊き立てご飯の定食屋「ゆう」でした

この「ゆう」というお店 

ものすごーく分かりにくい・・(/・ω・)/

洋光台というより笹下だし

磯子というより港南区・・?

アクセスが どーにも悪いので

車で行ったほーがいいのですけれども

駐車場は1台のみ・・・(-_-;)

運よく? 駐車出来ましたが

出来ないと 困りますよね・・・

このお店・・

外観を観たときから

なんともいえぬ雰囲気が漂っていて・・・

とても女性が好んで入るような面構えはしておらず・・

勘が鋭い方は なんとなく敬遠したくなるような・・

独特のオーラを放っておりました

とりあえず ダンナ様と2人で中に入ってみると

意外にも 店内には

穢れを知らない聖青年・・・というような店主さんが

1人で切り盛りしておられました

店主さんは 全ての悪を浄化してしまうような

清らかなオーラを放っておりました

その神聖さは・・

今の時代を生きるのは

さぞご苦労もおありでございましょうに・・・

と、いうような・・ 

よくわからない同情が芽生えてしまうような

不思議な気持ちを起こさせるものでした・・・

テーブルに座ると お水が出されました

かき氷を注文し、 お水をひと口飲みますと

・・・マズい( 一一)

これは・・・ 明らかに ただの水道水・・

しかも ちょっと古い水道管の味・・・(-_-;)

こんなクソまずい水道水の水が出てくるお店のかき氷が

ホントにこだわりの純氷(・・?

そんな疑問をダンナ様に目で訴えていると

会社員らしき中年の男性が

入口の引き戸をガラガラ~と開けて

「5人なんだけと」と入ってきました

店内はワタシ達のほか、カウンターに1人いるだけでした

店主さんは

「ご飯を炊くのに

  30分以上かかります」

その男性は

「えっ?じゃあ・・・いいや」

といってお店を後にされました

時間は12時半でした

こ・・・こ・・この店

大丈夫でしょうかっ

経営成り立つんですか(・・?

炊き立てがウリのようですが

お昼休みに ちょっと入ることも出来ないとは・・

こんな場所で・・ こんなこだわりで・・

そんでもって このお店の面構えで・・・

5人もの客を逃してしまって・・・(-_-;)

さすがに穢れを知らぬ聖青年・・

などと感心している場合ではないっっっ!!

おに―さん!!

もーちょっと ビジネスに徹しないと!!

そんな不器用な生き方じゃ 

こっちは心配で心配で!

かき氷どころじゃないっつーの!!

誰かチャキチャキの世話女房的なアルバイトさんでも

こないのかしら!! とヤキモキしていると

かき氷が運ばれてきました

恐る恐る食べてみると

水道水・・・の氷では無い

それは間違いありませんでした

純氷かどうかは分かりませんでしたが

とりあえず おひやの水とは全く違う

クセやにおいのない美味しいかき氷ではありました

でも・・・

練乳代が・・・ 高すぎる・・・

これで100円とるの(。´・ω・)? 

って思ってしまうくらい ちょっと気になる量の少なさ・・・

聖青年にしか見えないお兄さん・・・

おかしいわ・・・(-_-;)

どうにも おかしいわ・・・・(;´・ω・)

穢れを知らない方が設定する

値段と量には見えないんですけど・・・

という腑に落ちない点はあったものの

今どき珍しいほどの真っ直ぐな瞳の店主さんが

切り盛りするこのお店・・・

潰れないでほしいと 願っておりますが

かれこれ 2,3年行ってないので

今はどうなっているのか・・

ちょっと心配ではあります

先日 子供達と ドライブに行った時

息子が 葉山に行列の出来るかき氷屋があるというので

ふらりと寄った「霧原」というかき氷屋さん

確かに行列でした

でも 回転率も速いので

そこまで長時間待たなくても入れました

ワタクシ・・感心致しました

ワタシの予測がビンゴ~ではないかもしれませんが

かき氷って 溶けるので 

長々と食べることが出来ません

さっさと食べないと 美味しくなくなってしまいます

日光だかの 氷を使っているとのことなので

キーンッと・・こないので ガンガン食べれます

しかも冷たいかき氷を

食べるわけですから冷房がいりません(👈ここかなり重要)

かき氷を食べる雰囲気が出るような店内の

和風ディスプレイが完璧であれば 

それでOKなんです

回転が早くて 冷房費ゼロ!

これって・・・ すごくないですか?

しかも お値段1200円とかです!

1200円って フツーに高めの定食が

食べれる金額ですよ・・・

「ゆう」のお兄さん・・

一回 ここに食べに来てみて

問題の練乳も・・・

霧原さんの練乳は 

可愛い小鉢に たっぷり入って出てくるんですよ

      👆牛乳でかなり薄まってるような気もするけど・・

商売は やり方ひとつ・・・

そんな気が おおいに致しました・・・(-_-;)