津軽の厳しい地吹雪の中を元気に走る、DD352のストーブ列車
線路上の雪を蹴散らしながら、豪快に進む。
上り勾配をゆっくと進む、DD352とストーブ列車
復路のDD352
旧客車のオハフ331+オハ462
旧客車の後姿に哀愁を漂わせて、走り去っていく。
実は、国鉄時代の一般的な座席を有する客車は、蒸気機関車と同じく貴重なのだそうだ。
現在全国各地でSLがけん引する客車は、1970年代の12系、14系、50系を改造したしたもがほとんどらしい。
機関車と世代ギャップがあって、ちょっと違和感があったりもする。
一般的に鉄道車両の寿命は、30年から50年と言われている。
国鉄からJRになり、寝台客車以外、一般的な客車が作られなかったことから、中古も入手が困難。
「SLやまぐち」では、新造した客車を利用することになる。
オハ31、オハ35、マイテ49を模しているらしく、昭和30~40年代の雰囲気はあるようです。
オーダー品になるので1両の価格が2億とも聞く。
そんな中、イベント利用とはいえ、当時物の1940年代の貴重な旧型客車も大事に元気に走らせている津軽鉄道。
近代化産業遺産を維持管理しながら現役利用していることは、すごいことである。
これで地域活性化に向けた新たな価値も、たくさん創出されていくと良いなぁ~。
=へばまんだのぉ~=