なぜ中国共産党は「2014年山東招遠カルト殺人事件」をでっち上げたのか。
馬金龍(国家公安部隊大隊長):実を言うとな、韓露、私達も神を信じる人の気持ちがわからんわけではない。私の友人の中にも神を信じている者がいて、神を信じている人たちは、悪事を働かない、いい人であることも知っている。ではなぜ共産党はお前たちを捕まえたいのか?それはお前らの全能神教会の発展が早すぎて、社会に対する影響力がどんどん強くなっているからだ。全能神の言葉を広め続け、宗教界に衝撃を与えている。そんなお前たちを共産党が抑圧しない訳にはいかんだろう?お前は山東招遠事件を知ってるか?全能神教会を徹底的に取り締まり、禁止するという、共産党が全世界に向けて放った信号だ。スローガンである「取締が終るまで兵は撤収させない」を唱えながらだが、これはどういうことか?これは、中央指導部は地下教会を徹底的に取り締まることを決めたということだ。特にお前らの全能神教会をだ。山東招遠事件の公判の後、事件について多くの人が、この事件は恐らく、共産党が全能神教会に濡れ衣を着せるためにでっち上げた偽の事件ではなかろうか、などと色々な疑問を抱いたが、いずれにせよこの事件は実際に裁判になり、報道メディアは続けて報じた。どんなに5.28山東招遠事件に疑問を持って否定しようが、無意味だ。共産党が言ってやったことならばそれなりにたくさんの人がそれを信じる。嘘や暴力は褒められるものではないが、有効だ。そうだろう?
韓露(クリスチャン):馬隊長、この山東招遠事件で人々を騙せるのはほんの少しの間だけです。嘘はいずれ暴かれ、真実が明らかにされます。中国共産党が信仰、少数民族、大学生を抑圧するとき、最初に必ず何か不正が行われたという事件をでっち上げます。これらは何らかの狙いがあって世論形成の原型になるように考えられているのです。中国の裁判所やメディアが共産党の支配下にあるのを知らない人なんていませんよ。全て命令通りです。中国共産党の裁判所は共産党が独裁を続けるための国家的な機構であり、報道機関は中国共産党のマイクとして、人民と世界を惑わし、騙すための嘘を宣伝する道具でしかありません。これは誰もが知っている事実です!5・28山東招遠事件は疑惑だらけです。裁判での聴取で容疑者たちは、「私と張帆こそが全能神の代表者だが、国が調べたのは趙維山の「全能神」で、私達の全能神ではない。全能神教会と接触したことは一度もない」と、供述しました。彼らは繰り返し、全能神教会の信者ではないと言ったのです。不可解なのは、中国共産党の裁判官は被告の証言を無視して、被告の全員が全能神教会の人々だとして判決を出したことです。問題なのは、中国共産党の裁判は事実を歪曲してこの殺人事件を全能神教会の仕業にすることによって、教会を陥れ、事実と法を無視して汚名を着せたのです。共産党政府はメディアを使ってこの事件を大々的に報道しました。洞察力のある人ならこれが中国共産党によって作り上げられた嘘の事件だと見抜くことが出来たでしょう。中国共産党がこんなことをする目的はなんだったのでしょう?頭のいい人なら、これは全能神教会を抑圧し、非難するための世論の形成の為だと理解できます。
陳軍(国家公安部隊隊長):山東招遠事件が嘘だったとして、だから何なんだ?全能神教会を抑圧するために、中国共産党は全力でプロパガンダを流し、世論を作り出し、一定の結果を得た。中国共産党はメガホンを持っているのだ。メディアもラジオも新聞も共産党の道具だという事だ。もしお前が正しかったとしても、それを発言する場は無い。共産党には「嘘も1万回言えば真実になる」という格言があるのを、知らないとは言わさんぞ。共産党は中国国民を嘘と革命的暴力で治める。これは政治的に必要なことなのだ。毛主席は「これは陰謀ではない。陽謀だ」と言われた通りだ。では、嘘や欺瞞とは何か?「結果が手段を正当化する」。これが中国共産党の行動原理だ!わかったか?
韓露(クリスチャン):中国国民と世界を嘘で混乱させ、騙せると思いますか?私はそうは思いません。いずれ本当のことがすべて明らかになるでしょう。私にとっては、「嘘も1万回言えば真実になる」なんてただの言葉でしかありません。そんなことが実際起こったなんて聞いたこともないです。嘘は結局暴かれて、淘汰されていきます。嘘が通り続けることなんて決してありません。中国共産党の行いは聖書の言葉を裏付けています:「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている。彼は初めから、人殺しであって、真理に立つ者ではない。彼のうちには真理がないからである。彼が偽りを言うとき、いつも自分の本音をはいているのである。彼は偽り者であり、偽りの父であるからだ。」(ヨハネによる福音書 8:44)悪魔は偽り者の父です。好き勝手に偽り、騙すのは悪魔だけです…
『逆境の甘美』より
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