そんな○○に魅せられて

Junior's のチーズケーキ

このところ、ブルックリンの急激な変化ぶりについていけない私、
昨日、また衝撃のニュースを耳にしました。
なので、記事がブルックリンに偏ってしまってすみません。

ブルックリン発の濃厚なニューヨークスタイルのチーズケーキで有名な老舗、ジュニアズ(Junior’s)が、
チーズケーキの製造工場をニュージャージに移転するというニュースでした。

Junior’s famous New York cheesecakes will now be made in New Jersey

やっぱり来たばかりの頃はブルックリンのレストランもあまりよくわからなくて、
NYC出身の友達に連れて行ってもらったのが、ブルックリンのダウンタウンにあるこのレストランでした。

近影はこちらです。


外から、有名なチーズケーキの、大きなホールサイズのものが見えます。


地下鉄駅から徒歩30秒、店内は席数も多く雰囲気は明るくカジュアル、料理の種類と量も多くて、学生もOKな感じ。
それからは、少しお金に余裕があってお腹いっぱい食べたい時は、友達と一緒に時々行ったものでした。
マンハッタンに支店ができたのは、それから数年経ってからです。

そして有名な、ニューヨークスタイルの代名詞のようなチーズケーキ。
初めて食べた時の感想は、

「これは…『チーズケーキ』というよりは『ケーキのようなチーズ』…。」

日本では食べた事がない濃厚かつズシリと重たい味。
一切れで、軽く1食分のカロリーはありそうなボリューム。
これがニューヨーカーフェイバリットなら、ニューヨーカーてケーキを何だと思ってるんだろう
と激しい疑問に襲われたのでした。

お店の公式サイトのチーズケーキのラインナップはこちらのリンクを。

当初こそ、そんな衝撃の出会いをしたチーズケーキでしたが、慣れとは恐ろしいもので
アメリカンサイズのピザ同様、今ではお店で売っている一切れの大きさならスカッと食べられるようになりました。

しかし時代の流れとはいえ、伝統の『ニューヨークチーズケーキ』がmade in New Jerseyになってしまうのは寂しいですね。
味は変わらずにいて欲しいです。
時代の流れを考えると、いつかは味も軽くてカロリー控えめになっていったりするかもしれないですね。
でもまあ、お客さんの主流はやっぱりアメリカ人ですから、それはウケないかもしれません(笑)。
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