泥から咲いた蓮の花

現在、リハビリ中なブログです。長い目で見守ってくだせ~

今年一番のうれしい出来事

2005-04-18 19:59:04 | どろな話
うちの息子は外で遊ばない。正確に言うと友達とでかけない。理由は、自転車に乗ることができなかったからだ。友達たちはみな自転車で移動する。息子は、自転車に乗れないことを恥ずかしく思っている。その事実を友達たちに知られたくなかったのだ。しかも、妹にそうそうに先を越されてしまい、動くに動けなくなってしまっていた。

昨日、日曜の夕に時間ができたので「自転車の練習を一緒にしよう」と誘った。そう、自転車は持っているのだ。広い駐車場で最初は直線から。バランスを取ることと、ペダルをこぐことを一緒にやろうとせず、まずは私が後ろから押してあげて、1m、2m、5mと転がることを覚える。20mいけばしめたもの。今度は直線を自分でこいでみる。焦らずに焦らずに。下をみずに前をみて。

30mの直線が自走できれば、今度は私が先導して直線からゆったりと曲がって止まる。右にまがる。左に曲がる。何度も繰り返す。それができるようになったら、こんどは8の字を走ってみる。なんとかできるようになったら、その8の字を逆に走ってみる。ここまで1時間。ほら、乗れるようになったね。よく頑張ったな。また、時間みつけて一緒に走ろう。

ぬいぐるみ

2005-04-18 19:35:08 | どろな話
久しぶりにぬいぐるみを買う。リロ&スティッチのぬいぐるみのぬいぐるみって感じ。口元がナイトメア・ビフォー・クリスマスのジャックじゃんね。これがかわいくてねぇ、まさに「買ってちょうだい」と私を待っていたので、その通りに買いました。そしてPCの横に座っている。

「デジモンのきつね(キュウビモンという名であることが判明)」無くした娘の要望に応え、土曜日にわざわざ新幹線にのって銀座の博品館を目指した。しかし、デジモン関係はまったくといっていいほど陳列されておらず、なにぶん数年前の玩具なので、見つけることはできなかった。しかしながら、娘はスターウォーズのダースベーダーとポケモンのフィギュアをゲットして満足。私もこのへんてこなぬいぐるみを買う。何歳になっても玩具屋は楽しいねぇ。楽しむ心を忘れずに忘れずに。

まさか玩具屋だけのために静岡と東京を往復するのもなんなので、ヴェレダのバスミルク、財布(アタシの)、絵の具(娘お絵かきグッズ)、お世話になった人へのご進物、スタバのコーヒー600g、デメルの猫ラベルのチョコレートなど、買いあさって手一杯。東京駅まで歩き、大丸の地下でお寿司とカツサンドを買って新幹線に乗り込んだ。いやぁ、よく歩いた。新しい財布を買うのは何年ぶりだろう。今まで使っていたものは、東京に住んでいた頃のものだから、もう6年以上は使っている。さすがに疲れてぼろぼろだったのだ。しばし節約生活になるが、それもまたご一興。読書でもしながら気安く暮らしましょう。

夢は叶う

2005-04-18 18:40:15 | どろな話
年賀状が届く。いたずらや間違いではなく、しっかり元日の消印がついている。はるか南極の昭和基地より、国立局地研究所の職員として、昭和基地内に勤務している知人から。四ヶ月もかかる長い旅を経て届いた年賀状だ。一応、昭和基地内は日本国なので、ハガキは50円で届く。(小泉さん、民営化しても50円で届くよね?)その知人は「しらせ」に乗って南極に行くことをずっと夢見ていた。昨年、ついに夢を叶えた。何度も選考にもれ、後人に先をこされて「今年もだめだった」を肴に酒を酌み交わしたことを思い出す。

彼と知り合ったのはアマチュア無線の交信からだった。もう10年以上前のこと。同じ頃に始めて、彼はとんとん拍子で一級アマチュア無線技師の資格をとった。私は三級で頓挫。やればできるを地でいく努力家。近在だったこともあって一緒にサークル作りを楽しんだ。その後、私は東京を離れると同時に無線局も廃止してしまい、もう6年が経つ。

彼が南極に赴いた事は、夢は叶う―そんな単純な事実を改めて教えてくれる。努力で叶う夢もあれば、努力ではどうにもならないこともある。そう、願いは願った人にちょうどいいように叶うのだ。叶わないとしたら、それは「夢は叶わない」と念じているか、願っても無駄と損得勘定しているか、「私は夢などもつに値しない」と信じているか、いずれにしも叶えることを拒否している自分があるからだ。

そのことは、ちゃんと自分が歩いてきた道が厳然として教えてくれているはず。自分ってのはよくできたもんで、歩いてきた道がしっかりいろんなことを教えてくれる。その教えに素直に耳を傾ければいい。夢は叶う。「ちょうどいい」ように叶う。南極行き、おめでとうHさん。いろんなことを教えてくれてありがとう。