最近さぼっていた読書感想文(笑)
もはや思いだしぇないので、最近の思いだしぇる範囲で。
*恩田陸『チョコレートコスモス』
どうしてしまったんでしょう、恩田さん。
これは、あの、私の愛してやまない「ガラスの仮面」ではなくて?
と言いたくなる。
2人の若い天才女優の闘いが見られるのだろうか、これから。
1人は演劇一家に生まれた生来の天才女優、
もう1人は演劇経験もないのに、誰もがあっと驚くほどの才能を持った女優。
なんだか、この辺の設定も、亜弓さんとマヤを見ているかのよう…。
少女漫画的な面白さ。
でも小説なので、文章の力だけでグイグイ惹きつけられるストーリー。
これは2人舞台のオーディションを受けるというところまでだったので、
間違いなく続きも近いうちに読めるんだろうなぁ^^楽しみすぎる。
ガラかめ好きならば、この本も好きなんじゃないかしら。
これは東京との往復新幹線で一気に読み終わった。
夢中になって読んだので、本当にあっという間だったー。
続きに期待!
*吉田修一『長崎乱楽坂』
長崎の小さな町で育つ兄弟からの視点(特に兄)で描かれる作品。
やくざの家で育つ兄弟。その家の盛衰や、人間の描写が生々しくって、ちょっと具合が悪くなるくらい。
家はどんどん廃れるのに、離れだけは相変わらずそこにあり続ける感じとか。
兄は家から、長崎から出たいと強く思っていたのに、結局は残ってしまう。
逆に弟はあっさり出て行く。で、最後は弟から見た兄の姿が描かれる。
吉田修一さんの作品って本当にいつも生々しく何かを訴えてくるよなーって思う。
何かはわからないけど複雑で、なんかモヤモヤしたもの。
でもこれが病みつきというか。また違う作品も読みたくなる。
これ、昼休みとかに読んでると、かなり気持ち的にブルーが入るので、
なるべく移動時などに一気に読んでしまった^^;
*葉山考太郎『30分で一生使えるワイン術』
出ました!ワイン本!
しかも楽して(ゆる~く)ワインを覚えたいというのがバレバレ。
いや、この方の独特の語り口も面白いので、三浦しをんさんのワイン本とはまた違い、
別な視点から、また一つワインに近くなれたような気がしなくもない。
でも相変わらずカタカナは覚えられない。
どちらかというと、いざという時にキメたい男性陣向けというか、
格好良く見せるためのコツが満載。
そんなにワインの知識がなくても、こう言えばプロっぽく聴こえる、みたいな。
んとね、うんとね、アペリティフ、ディジェスティフは覚えたよー。
ま、プロとか詳しい人がコレ読んだら、お前何そんな基本的なことで喜んでんだよって言われるかも。
許して。これでもちょっとずつ楽しく学んでいるんだから。
それにしても知識ばかりじゃなく、本物を飲んでみたいわけだよね~。
こればかりは金銭的にも厳しいので、手頃なワインを時々楽しむだけなんだけど。
別に生まれ年のワインを飲みたいわけではないけど(当たり外れもあるし)、
まずはワインに適したグラスを数種類用意してみたいなぁ。
ますますワインの奥深さに酔いしれる私…。むふむふ。
よし、これくらいにしておこう。
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