「【劇場版】 嘆きの王冠 ～ホロウ・クラウン～／ヘンリー五世」

リチャード二世、ヘンリー四世Part1、Part2と来て、
お次はヘンリー四世でも出てきてましたハル王子（トム・ヒドルストン）が即位しヘンリー五世です！

待ってました！！カッコいい！！
前作のハル王子時代とは打って変わって、すっかりイングランド王としての風格が。
変わりすぎじゃね？とは思うけど、実は本質的な内面はそれほど変わっていないのかも…
…という場面もちゃんと描かれています。
しかし、ここは王冠を被り、キングとなったからにはやらねばならぬことがあるわけですよ。

今作は、おもにフランスへの進軍がメインです。
その前にちょろっとフォルスタッフの死についても触れられましたが、
かつての悪友との関係をすぱっと断ち切った潔さは、いささか怖さも感じられるシーンです。

アジャンクールの戦いで勝利し、フランス王の継承も認めさせるほどの英雄。
フランス王の娘キャサリンへ求婚しますが、そのシーンは絶対に見てほしい！
それまで眉間にしわを寄せた表情ばかりだったのが、
急に慣れない愛の言葉を一生懸命に投げかけ何とかOKをもらおうとするの。
もうキュンキュンしっぱなしでしたよー。
あんな風にトムヒに真剣に求婚されて逃げ出す人っている？？？（現実との境が…汗）

これまでの中ではヘンリー五世が好きです。トムヒだからという理由もあるけど。
来ている服もなんか王様っぽくなくてお洒落だし、
脚が長くて、王冠も同じもののはずなのに野暮ったくない感じ。しっくりくる。
トムヒの纏う気品がもはやキングなんだな…
改めて、遠い世界の人なんだな～とちょっと寂しい気持ちにもなりました、はい。

さて、お次はヘンリー六世がPart1、Part2と続き、
いよいよベネさん登場です。リチャード三世まで気が抜けません！