『フィガロの結婚』鑑賞

ハンガリー国立歌劇場の「フィガロの結婚」を観てきた。
友人に誘われて、SS席。ふいーっお高い！！
でもオペラはセットも衣装も凝っているし、出演者やオーケストラもいるわけですからね、
しかも盛岡で観られるならお安いのかもしれない。
オペラは何年ぶりかなー！
やっぱり楽器や歌をほんのほんの少ぉ～しでもかじったことがあるので、
チャンスがあればいくらでも行きたい観たい

フィガロの結婚は、モーツァルト作曲なので、聴き馴染んだ曲もけっこうあるよね。
場面を思い出しながらCDでまた聴き直したいところ…

フィガロの結婚で連想しちゃうのがセビリアの理髪師。
貴族のことを皮肉った作品なんでしたね？その続編的なフィガロの結婚もそうだよね？
まあ、それはベルばらの知識なんですけどね…^^;

個人的にお気に入りなのは、伯爵家の小姓ケルビーノ。
「おいおい…その辺にしとけよ…」ってなくらい女性を口説きまくる思春期の少年を、
メゾ・ソプラノ（だから女性ね！）が担当しているんだけど、とにかく見せどころが満載。
彼（彼女？）の動きから目が離せない。

そして、伯爵夫人。この人は登場から素晴らしい
かなりの実力がなければできないよね～
ソファーに寝ながら歌うって、難しい技をさらりと聴かせちゃうんだからね。
高音には鳥肌が立つくらい感動したので、多いに拍手を送らせていただきまして…

まあ、いろいろ色恋沙汰ですよね。
最後はまーるく収まって良かった良かった…めでたしめでたし…なわけですよね。
喜劇はいいね、幸せな気持ちになれて。

電光掲示板で字幕も出るので、言葉の問題はないけど、
舞台も観たいしどのタイミングで字幕を見るか難しい。
（文楽だと、舞台、字幕、床とさらに難しい…）
一緒に行った友人も、字幕と舞台と、目が忙しいって言ってたけど、ホントそう！
同じフレーズの繰り返しみたいなところもあるから、
さらっと字幕を見ればだいたいは分かるかなーと、最後の方でコツをつかむが時すでに遅しw

現実の諸々を忘れて楽しみました(^_^;)
贅沢な時間