『ありがち日記』

「お嬢さん」

パク・チャヌク監督の最新作。
独特で強烈な世界観を持った作品でした。

あらすじです(シネマトゥデイより)。
日本の統治下にあった1930年代の韓国。詐欺師たちの集団の手で育てられた少女スッキ(キム・テリ)は、伯爵の呼び名を持つ詐欺師(ハ・ジョンウ)から美しい富豪令嬢・秀子(キム・ミニ)のメイドという仕事をあてがわれる。スラム街から彼女とそのおじが暮らす豪邸に移ったスッキだが、伯爵は彼女の助けを得て秀子との財産目当ての結婚をしようと企んでいた。結婚した後に秀子を精神病院に送り込んで財産を奪う計画を進める伯爵だが……。

日本統治下の韓国が舞台となっている。
日本人だとか日本語を話せる設定だとかで、ほぼ全編にわたって日本語のセリフ。
だいぶ滑らかな日本語ではあるけど訛りはあるので、最初は気になるんだよね。
でも、それもこの映画の世界観を形作る要素と思えるほど、
だんだん気にならなくなっていく。
和洋折衷の屋敷もなんかどこか嘘っぽさもあり、
日本のシーンもどこか違和感を感じる。
それもこれもすべて計算されたものなんだろうか。

すっかり不思議なこの映画に引き込まれてしまった。
エロティックなシーンが注目されがちかもしれないけど、
女優さんたちの演技と思えない演技に感動してしまった…
男性陣が不快な存在に見えてきてしまって。

あまり言葉でああだこうだと言えない何かがあるので、
見てもらえればわかるよ、ってことかなぁ。
肌に合わない方もいるだろうけど。

不思議な作品だった。前情報入れずに見て正解。


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