『ありがち日記』

『憂鬱な朝8』

ついに日高ショーコ先生の『憂鬱な朝』が最終巻を迎えました。
読んでから1週間以上経ってしまいましたが、すごく良いラストだったので、
心地よい余韻を楽しんでいました。

最終巻(8巻)のあらすじだけ、ざっと紹介すると、、、

亡き先代の面影が残る鎌倉の地で、思い出す確執と擦れ違いの日々──暁人(あきひと)の渡英が迫る中、過去と向き合った桂木(かつらぎ)は「二年間は長すぎます」と本音を吐露してしまう。そんな真摯な桂木に、暁人は「一緒に英国へ行かないか?」と旅券を渡して…!? 久世(くぜ)家を守り、未来を繋げるために、二人が歩んだ恋の軌跡、ついに感動の最終巻!!

暁人が英国に行くことは前々から決まっていたので、
桂木はどうするんだろうか…?というところに最後までドキドキしながら見守りました。

結果として、桂木らしい選択だったなって思います。
一人で闘っているようだけど、実は周りにはちゃんと彼のことをわかってくれている人がいて、
だんだんと柔らかく優しい表情になっていくのが印象的でした。

明治という時代背景のもと、重厚な読み応えのある作品で、その点も私の好みでしたし。
BLですけど、今とにかく映画化されているような少女漫画などと比較しても、
かなりストーリーが作りこまれていると思います。大人の作品ですねー。

また時間を置いて読み返してみたいなと思っています。
10年という長い間、本当にお疲れ様でした。ありがとうございます!!という気持ちです。

そしてそして、日高ショーコ先生と言えば、
『日に流れて橋に行く』が2巻まで出ています。
こちらはBL作品ではないので、もしかしたらより読みやすい分野かもしれません。
今後の展開が楽しみな作品の一つです。


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