昨日、仙台電力ホールでの文楽地方公演へ行ってきました。
東北は仙台だけなので、残念…昨年は秋田?あったはずなんだけどな~。
今回は諸々の事情により、昼の部のみ。
演目は「団子売」と「心中天網島」から、天満紙屋内の段、大和屋の段、道行名残りの橋づくし。
どちらも2回目。なので、今回は、新たな試みとして、床本を眺めながらの鑑賞。
公演パンフレットについてくるやつね。
地方公演には必ず解説がある。
昼の部は豊竹咲寿大夫。若手のイケメンくん^^
私があのくらいの歳で、あんな風に人前で話すなんて考えられない!(それが商売ですがなw)
だいたいのあらすじを教えてくれるので、とても入りやすいんですよね~。
さて本編。
団子売は景事なので、難しい話でもなく、その和やかな雰囲気を楽しむ。
こんな風に舞踊というか見世物で団子を売り歩く人たちが江戸時代にはいたのかな~とか、
そういう庶民の暮らしを垣間見れる作品でもあるかな。
それにしても床のメンバーが豪華で…
呂勢さん、咲甫さんの声量と安定感。清治さんが団子売を…!っていう。
地方公演ならではじゃないでしょうかね~。
ここで休憩。開演してから30分も経ってないっちゅーのw
時々思うのは、この休憩の入れ方って難しいんだろうけど、変なところで入ってないか?
それがベストなの!?ってツッコミ入れたくなるタイミングでさ~(^_^;)
休憩後はいよいよ心中。(←語弊が…)
ストーリーは分かるので、ちらちら前方と床とを見つつ聞きつつ、床本を読む。
字面だけでは抑揚なんて分からないけど、
「語るとこんな風になるんだー!!語るとはこういうことなんだー!!」というのが
前よりも分かったような気がして。
やっぱり一度だけじゃ分からないところもあるけど、2回目、3回目と観るにつれ、
少し余裕も出てくるだけじゃなく、今まで気付かなかったことに気付けるという楽しみを味わえる。
天満屋の奥、津駒さんが療養休演のため、なんと呂勢さんが代役。
そして道行の小春も呂勢さん。
ほぼ出ずっぱり!お疲れ様です!!
…てか、大丈夫なんだろか?
地方公演はまだまだ続くわけなので、かなり体力も使いそう…
地方で美味しいものをしっかり食べて、頑張って欲しいものです。
玉男さん、勘十郎さんを近くで拝見でき眼福です…w
全然関係ない話題に飛ぶけど、今週から始まった朝の連続テレビ小説「あさが来た」。
これに初回から玉木宏が主人公の許婚として登場するけれど、
どうも、どっかでこういう人間見たことあるな~って思ってたんだけど、
文楽の世話物に出てきそうじゃない?
今回の紙屋治兵衛も然り、忠兵衛とかもさ…
っていうことを頭に思い浮かべつつ、鑑賞してたんだけど(^_^;)だめ?
夜の部が拝見できなかったのは残念だけど、
9月公演に行けずに悶々してたのでw、少し文楽充できたのが嬉しかった。
次は12月に東京に行く予定で調整中!
せっかく仙台に行ったので、文楽以外の話題も…
ランチは去年もお邪魔したハムステッド・ティールームへ。会場も近いのよね~。
オシャレ小物♡
本当はクロックムッシュを食べたかったんだけど、この日はないということで泣く泣く別のランチセットを。
野菜のポタージュ、自家製ドレッシングのサラダ、そして甘くないスコーン(これが大好き~)。
本日の紅茶(別の紅茶に変えていただいて、200円UP)、 カボチャのシフォンケーキ。
少し早めのランチでお腹もそれほど空いていなかったので、ぴったりボリューム。
ベジタリアン、ヴィーガンの方にもちょうどいいメニュー(もちろんこれ以外もあるよ)。
英国風の空間で、静かにお茶するのに最高!いつかアフタヌーンティーも予約して行きたい!
公演後、帰りの新幹線まで時間があったので、これまた久しぶりにアエルに行き、
ホシヤマ珈琲さんへ…
う~ん、贅沢な空間ですわ~♪
珈琲とデザートのセット、1,500円(+税)。コーヒー単品でも1,100円。ふぅ!!
でも、気分的には、良いものを鑑賞した後だし、そのまま余韻に浸っていたくて…
カップもオシャレなものが並んでいるし、珈琲も美味しいし、ゆったりしちゃった。
日帰りなのはもったいないけど、今回も素晴らしいひと時を過ごせて満足満足♪
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