千葉に住む、夫の大学時代の友人が 直径15㎝もある、大きな 『梨』 を送ってくれました。
『あきづき』と言う種類で、適熟のものをパックしたと農園の説明書がついていましたが、シャキシャキっとした歯触りとさっぱりとした甘さの梨は、本当に美味しいと思いました。
夫の大学時代の友人たちは、大学を卒業すると故郷に戻り、家業を継ぐ人が多いのですが、そのために全国に散らばっています。
そして、東京育ちで田舎を持たない夫のために、季節ごとに、その土地の名産品を送って下さるのです。
この夏も、全国から美味しいものが届きました。
さくらんぼ・桃・メロン・トウモロコシ・ぶどう・梨などの果物をはじめ、うどんや素麺まで・・・。
卒業をしてから半世紀近く経っても途切れない男の友情に、私は、いつも感動していましたが、今年は宅配便が届くたび、複雑な思いにかられていました。
だって、入院中で食事制限が続いている夫は、これらのものの、どれも、口に出来ないのですから。。。。
夫も、どれほど残念な思いでいることでしょう。。。
でも、これは、本人が病気に打ち勝つ以外には、方法がありません。
側にいながら、何もしてあげられない自分に歯がゆさを感じますが、せめて、夫が退院してきた時のために、出来るだけ長く保存できる方法を・・と、今回もジャムを作ろうと思います。
本当は、ジャムにするにはもったいないほどの立派な梨です.。
とびっきり、ぜいたくなジャムになるでしょう。(*^_^*)