3種のマウント径の異なる単焦点レンズを、異なるカメラに装着して撮影。
プリントアウトした時の品質格差は当然として、ブログやSNSなどの圧縮されたデータでのWEB閲覧環境でどれほど異なるのか検証しようと思った。
どれも絞り優先モードでF2.2、なるべく同じ明るさになるようISOを調整して撮影した
A
B
C
どの写真が美しいと感じましたか?
難しいですよね。
<正解>
A:ニコンD5600(APS-C) + 35mm f/1.8
B:キヤノンEOS M100(APS-C) + 22mm f/2
C:ニコンZ5(フルサイズセンサー) + 50mm f/1.8
大きさも価格も何倍にもなるNIKON Z5と、最も安価(ダブルレンズキットで新品4万円台だった)なCANON EOS M100との大きなさを感じたでしょうか?
背景のテーブルの色を見れば、確かにNIKONの方が発色が自然だ。
それが僕がNIKONをメインに愛用する理由でもあるのだが、発色の好き嫌いを別にした映りの良さを評価基準にしたら、大差がないと言うのが僕の偽らざる感想だ。
となると、小型軽量で安価なEOS M100の単焦点レンズセットが一番使い勝手に優れているという結論になる。
しかし、キヤノンはこの素晴らしいM100後継機「M200」の生産と販売をついに中止してしまったそうだ。
なにも、キヤノンはニコンの後追い自殺をする必要はないのになぁと感じた。
これでは、ますますソニーが幅をきかせてしまうだけだ。
安価だが本気撮りできるコスパ抜群のエントリーAPS-C機、新たなカメラ好きを増やすために、消滅してほしくなかった…
製造ラインを絞り込むという経営判断が、ユーザーを絞り込むという結果にしか繋がっていないと感じてしまうのは僕だけだろうか?