私は音楽が好きだ。
なので、楽曲の歌詞を気にしたことはない。
しかしながら、素晴らしい曲にのっている歌詞に影響を受けることも稀にある。
その稀有な例が、Prince「Pop Life」!!
POPに生きなきゃ、ファンキーじゃないぜ!
っていう分かったようなわからないような歌詞だが、「人生はPOPに生きなきゃ意味ねえじゃん!」的なメッセージ性がある。
でも、大抵の場合、メッセージ性を含んだPOPSやROCKって、あんまり好きじゃない。
というか、苦手。
「歌詞がいい!」なんて評価されるアーティストって、大抵の場合肝心の曲の方はどのアルバムを聴いても似通っていて、
いくつかの展開パターンに乗って、異なる歌詞が繰り出されているだけだったりする。
アレンジも、時代の空気を反映させることなく、いつも似たような感じ。
音楽的に、非常に面白くなかったりする。
そういう邦楽全般を、J-POPを含めてわたしは「演歌」というジャンルで括っている。
苦手なPOPS代表が、「世界で一つだけの花」。
歌詞、虫唾が走ります。
邦楽のヒット曲の多くって、そういうメッセージ性含んだ歌詞をひっくるめて評価されていたりする。
ので、あまり聴きません。
でも、そういうのが好きだって言う人を否定しません。
だから、僕のような音楽原理主義者のことも否定しないでもらいたいです。
まったく別の嗜好をもった音楽ファンがいることを認めてもらいたい。
メッセージ性ある歌詞が嫌いだったら、どういうのが好きなの?
と問われれば、一つは叙景的な歌詞。
代表曲の一つがThe Cure「Plainsong」。
雨に濡れる"彼女"の様子をひたすら客観的に描写している。
あとは、miwaさん「ドライブソング」。
(歌詞)
レインボーブリッジ渡って
左にはスカイツリー
右側に観覧車
素晴らしいです!
叙景的という範疇を超越して、もはや小学生の作文です!(褒めている)
音楽の歌詞なんてのはことほど左様に無意味でよく、ようはメロディーやリズムとマッチしているか?
が、最重要事項なのです。