1992年から1995年3月まで住んでいた西宮北口駅に27年ぶりに降り立った。
駅舎自体は大きく変わっていないものの、阪急西宮ガーデンズという巨大施設が鎮座していた。
震災直後の瓦礫の山と化した姿から大きく変わっていて驚いた。
クリスマス商戦真っ最中で、こんなにもおしゃれなツリーが!
阪急西宮スタジアムの頃の面影は皆無。
しかし4Fガーデンから住んでいた上ヶ原方面を眺めると、懐かしい山並みと住宅街が広がっていた…
なんとも郷愁をそそるエリアだ。
ガーデンの名に恥じない植生とレイアウト。
夕暮れ時になると、狭いながらも一帯はじつに優雅な情景に…
屋上で紅葉と照明が織りなす晩秋、いや初冬の雰囲気を満喫できるとは。
ステージ背後からの眺め。
実に落ち着いてはいるが、かつての西宮北口では一切感じられなかった都会性が溢れている。
にしても、寒い!
ほんの数分、屋内に避難して暖を取る。
今回もNIKON1 J5に6.7-13mm超広角ズームをつけっぱなし。
再び外に出ると、17時台なのにすっかりと夜。
噴水の照明がかえって冬らしさを演出して身体の芯から冷えてくる。
27年ぶりの西宮北口は、若かりし頃の思い出とあいまって、感傷的な気分に浸る数時間であった。