天上天下唯我独尊

超アマチュアカメラ好きが薦めるエントリー機種




約1年ぶりの投稿。
風景写真を撮影している中で、色々なシーンでカメラを持ち歩いた。

現在所有しているのは、下記のラインナップ。

NIKON D3300

NIKON D7200

NIKON Z5

CANON EOS M100 (ダブルレンズキット)

で、このカメラたち(↑)を撮影しているのは、iPhone 12 pro。
RAW撮影したものだが、ブログにアップする時点で大幅に圧縮してしまっているので、JPEG撮って出しとの画質差はわかりにくい。

が、APS-C最廉価のEOS M100にも遠く及ばないとだけ記載しておく。


<究極の1台>
もしデジタル一眼カメラを初めて買ってみようとする人にお薦めするなら、迷わずCANON EOS M100 (ダブルレンズキット)だ。いまは、M200に世代交代している。
レンズは、22mm 単焦点をつけっぱなしでいい。
ズームレンズの方は性能が低く、美しい絵は撮影できない。




この写真のレベルで私は十分だ。
プリントアウトもしないし、写真でお金をもらうわけでもない。
ただの趣味なのだから。

綺麗に見える作品を撮影するより、あらゆるシーンに持ち出して、あれこれ気兼ねなく撮影したい。


そんなお散歩カメラの用途には、1年前に4万円台前半で新品購入したこのダブルレンズキットの単焦点が一番良い。

なんといったって小さくて軽い。この写真もスノーボードの時にウェアのポケットに忍ばせておいて撮影したものだ。
ただ、PLフィルターは装着しておいた。

心配なのは、夕刻以降の暗くなる時間帯だろう。

高級機やフルサイズ機との差が出るのはここだ。

まずは、夕暮れ。




本体にはもちろんレンズにも手振れ防止機能はついていないが、問題なし。

次に、完全なる夜間。



多少粗さは出てきてしまうが手ブレもなく、僕の中ではこれで十分。

写真の質、価格、そして何よりも持ち運びやすい大きさと軽さを考えたら、これより大きいミラーレスカメラは必要ないとさえ言ってしまいたくなる。

少なくとも、コスパで考えたらダントツだ。




<ちょい上目指したい初心者向け(自分の現状の結論)>

NIKON Z5 標準レンズキット(24-50mm)
+
NIKON D7200 / SIGMA 超広角(10-20mm)



本格的に撮影しようと意気込んだ時、いつもはこの2台持ちだ。
Z5の標準レンズ、およそ2倍ズームまでかけられるので便利だ。
また、明暗のコントラストが美しい。



で、超広角レンズは、風景写真だと実に重宝する。
狙っていた絵が完成しやすいからだ。



え?
ズームレンズは持っていないのかって?
いや、NIKON APS-C機用にNIKKOR 純正のいわゆる高倍率レンズ(200mm=フルサイズ換算約300mm)を持っています。
カメラを一台しか持っていけないシチュエーションなら、これを多用します。

しかし、2倍以上のズームを使用すると、どうしても不自然な絵になります。
ありえないアングルから、物体を撮影するわけですから。。。

で、実際のところは、ほとんど2倍以上のズームは使わないのです。
持ち歩いてはおりますが……

で、レンズ交換をするかといったらしません。

屋外で歩いているときに、レンズ交換をするのは現実的ではありません。
三脚据えて撮影するような人にはレンズ交換のチャンスがあるのでしょうが、常に歩いている人間には非現実的です。

大三元とか小三元とか言われる高価なレンズを購入してレンズ交換するより、はるかに安価なデジタル一眼本体を購入して二台持ちする方が、圧倒的に便利だし良い写真が撮れます。


F値高いし、暗くていい写真が撮れないのではないかと考えがちですが、日中の撮影ではそんなことは起きません。
困るのは、ごく稀に訪れるポートレイト撮影の時くらいです。

そんな時は、NIKKOR 35mm単焦点(F1.8)をあらかじめD7200に装着して行きます。
撒き餌と言われる最も安価な部類のレンズですが、高価なレンズよりはるかに明るい人物写真が撮影できます。

つまり、初級者は、高価な交換レンズを購入するくらいなら、
一番安価な標準レンズ+超広角レンズ+単焦点レンズの3点セットを購入し、
高価なレンズよりも安い本体をサブカメラとして2台持ちする方が正解だと思うのです。

もっとも、今はZ5にも24-200mmの高倍率レンズがキット発売されました。
標準レンズではなく、こちらのレンズキットを選んだ方が使い勝手は完璧になるでしょう。

ただ、レンズ長が伸びて重くなるので、そこは自分の用途次第で判断するのが得策かなと。


<結論>
標準レンズ(あるいは高倍率レンズ)をメインカメラ
超広角レンズをサブカメラ
この二台持ちが初級者風景カメラ好きにとって最も快適だと思いました。

とはいえ、スノーボードに行くときや都内通勤時に持ち歩くには、
Z5だろうがD7200だろうが、大きくて持ち運び不可能なことに変わりはありません。


超コンパクトなエントリーミラーレスカメラに単焦点、これがあらゆるシーンに対応する究極の選択なのかもしれません。


で、APS-Cとフルサイズの差ですか?

私は、自己満足程度の差しか感じません。

上には上があるわけであり、初級・あるいは中級なカメラ好きは、己の財布と相談しながらほどほどの出費に抑え、本来の目的である観光や山登りをたくさん楽しむ方が幸せかなと。


以上、現時点での初級風景写真好きのオススメでした。



P.S.
お気づきかもしれませんが、私はミラーレスのフルサイズZ5より、一眼レフのAPS-C D7200の方が気に入っています。
それは、表現力に大きな違いがない一方で、光学ファインダーという圧倒的な優位点があるからです。
実際の風景を見て、出来上がりを想像しながら絞りやシャッター速度を調整する方が、EVFよりずっと楽しいからです。

初めてデジタル一眼を購入する人には、フルオートかつ軽量コンパクトなEOS M100(現在はM200)をすすめましたが、もしマニュアル操作まじえつつ「本格的撮影の雰囲気」を楽しみたいのであれば、一眼レフ機NIKON D5600 (18-140 VRレンズキット)をおすすめしておきます。


それでも、サブカメラとして軽量コンパクトなミラーレス(単焦点)はお散歩用に不可欠なので、EOS M100(200)が最優先推奨カメラであることはかわらないのですが。。。

ファインダーは付いていませんが、エントリー機のショボいEVFを覗くくらいなら、背面液晶パネルで十分です。

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