天上天下唯我独尊

「安全」報道のウソ

ニューヨークタイムズは、3月16日の放射線量をもとにして、原子炉から半径3.0マイル(4.8km)以内は「2ヶ月以内に死亡の可能性」と報じている。
そして、1.0マイル(1.6km)以内は数週間で死亡。


http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/world/asia/japan-nuclear-evaculation-zone.html?scp=1&sq=estimates%20of%20potential%20exposure&st=cse


これは、真実に近い分析なのだと思う。
周囲がそれほど激しく汚染されてしまった大事故ということだ。

しかしながら、報道機関が連日伝えてくる内容は、「20km圏外は安全」という点ばかり。
この報道だけ見ていると、中には「事故が起きても原発は安全なんだ」と勘違いする人が現れてもおかしくない。

見逃してはならない問題は、「じゃあ、原発周囲数キロメートル以内はどうなの?」という点じゃないだろうか。
ここが、報道から完全に抜け落ちている。

周辺住民には大変申し訳ないと思うが、被害の実態をしっかりと伝えてもらえないと、原子力発電は「どうしようもなく危険」だという認識が広がっていかない。

「何を言っているんだ、日本の経済のために原発は必要だ!」と言う人がいれば、原発5km圏内にぜひとも引っ越していただきたいとさえ思う。

美しい自然の中で安心して深呼吸できる世界を、子供たちに残したい。

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