最近の旦那ちゃんは、冬眠のクマの如く寝る。
起きるのは、トイレとお風呂とご飯と、5日に一度の買い物。
熱があるわけでもない。
どこか悪いわけでもない。
激務の疲れが溜まりに溜まってるのだ。
なので、気持ちよーく寝ている時は、時間を無視してそっとしておく。
「オレ、冬眠のクマみでぇだっちゃな?」
それだけ体が疲れているんですよ。気温が下がってくると体が怠く眠くなるものですからね。
「ほがぁ。おめぇは眠ぐねぇのが?」
私は散々筋トレと体幹トレしてますから、そこそこの気温の低下で体は変化しませんよ。
「だげど、肋間神経痛つーやつじゃねぇのが?」
それは、昔の肋骨の骨折の後遺症でもう親友みたいなものです。また私に会いにきてくれたのね!って感覚ですよ。
「気圧が下がったり、湿度が高ぐなんねぇど会いに来てくれてねぇのが。寂しいっちゃな」
あら!そんな考え方もあるんですね!
「痛み止めも飲まね〜で、痛ぐねぇのが?」
こんな親友がいるのもいいもんですよ。嫌でも季節の変化を感じられますしね。
「オレが冬眠のクマなら、おめぇは眠らねぇ悩みのなさそうなタヌキだっちゃな…」
旦那ちゃんは、アンジンリュウミョウという言葉をご存知ですか?
「なんだそれ?痛みを忘れる呪文みでぇだな」
遠からず近からずですね(^^)
「んで、それはなんなのや?ちっと難しくてもいいから教えてくれや」
いつも私の中にある言葉です。安心立命と書きますが、安心は仏教から立命は儒教の言葉です。自分の命は天から授かったもの。天命というのでしょうか?その天命に逆らわず受け入れたら、悩まなくなるものです。説明が長くなるのでここまでにしますが、私があまり物事に動じないって旦那ちゃんがいうのは、そこにあると思いますよ。
「んだが?さっぱりわがんなぇげど、オレは冬眠のクマで、おめぇは悩みのねぇタヌキっつーこどだべ?」
ふふっ。安心立命。頭の片隅に置いておいてくださいね。いつかきっと役に立ちますから(^^)
「へいへい」
と、またぐーすか幸せそうに寝ております

昔から私の師匠はたくさんの本たちだった。
活字を貪っていた若き日が懐かしい。
今の師匠は

くーちゃん。

と、あーちゃん。
この子たちを見ていると、自分の天命と錆び付いた穢れに気づかせてくれる、小さくとても大きな師匠です。
✿︎𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦✿︎