こういう自分になる!
こういう方向性をもって生きていこう!
このように、目標をせっていすると、気になる部分が出てくることがある。
それは、自分のかなの暗い考え、受け入れたくない気持ち、認めたくない情動。
それらの『シャドウ』は、こんな風に 語りかけてくる。
● 理想の姿に向かっていく自分と、ほんとに出来ると思ってんの?
(斜めに構えている自分がいる。)
● 相手を判断しないで受け入れようという自分 と、
絶対うけいれたくない! しゃくにさわる!イライラする!!という自分がいる。
● 態度や意見を周りの人に合わせていたら・・・ほんとの自分がわからなくなった。
● たいせつなあの人と幸せになりたいのに、不幸になることはがり考えている。
● 認められたいと思っているはずなのに、リーダーを任される自信はない。
● 理想だけでは、ご飯は食べていけないのではないか?
など、など。
このような思い ・・・ それは
【恐れ】というシャドウ
この恐れは、ありとあらゆる所からやってくる。
例えば、自分の生きてきた経験・体験によるものだったり。
集合意識からやってくるものだったりする。
そして、始末の悪い事に、この【恐れ】は、追いやろうとすれば
するほど、リアルに 実態をもったものになってゆく。(ような気がしてくる)
前を向いて進もうとする時に 現れた【恐れ】への対処法は、
その【恐れ】を受け入れる、しかない。
『私はこんな恐れを持っている。』と認めること。
認めることが、受け入れがたい恐れを受け入れ、越えて行くための
最初のステップになる。
なぜ、受け入れることが 大切なのか?というと、恐れにも しっかりした目的
があるから。
シャドウを統合するセッション
加藤さん(仮名) 30代男性の場合 (160分コース)
そのミーティングルームに 最初に入ってきたのは、三輪車に乗った少年。少しこわがっているのか、おどおどしながら周囲をみている。
次に、身長5~60cmの小さなおじいさん。ふらふらとした足取りで、とても疲れているような印象を受けた。
3人目の登場人物は、イケイケの自分、身長は2~3m とかなり大きいエネルギーに持ち溢れているようだが、自分の事しか考えていない。
まわりの状況もよく見えていない様子。
4人目の登場人物は、女神。光輝いているので姿は良く見えない。
(このミーティングは、加藤さんの 本当の自分がよくわからない、という
テーマに基づき、開かれている。)
ミーティングのテーマを参加者につたえると、はじめに意見したのは、
イケイケの自分:「そんなこと気にしないで、やりたいようにやればいいんだ。」
小さなおじいさん:「お前はいつもそうじゃ。もうわしは、疲れた。」
※ このおじいさんは、イケイケ君の暴走をなだめる役割のようです。三輪車に乗った少年:「ぼくは、いつも誰かにそばにいてほしい。」
「ママじゃなくてもいいんだ、誰かがそばにいてくれるだけでいいの。」
と、訴えました。
しばらく、このメンバーでのミーティングを続けたところ、
イケイケの彼には、周りの事をある程度 無視しても 前に進もうとしていること。
小さいおじいさんの役割は、イケイケの彼をなだめることではなく、
他に真の目的があることがわかりました。三輪車に乗った少年は、「ぼくはひとりじゃないんだ。」と知る事で
本来の好奇心旺盛な無邪気で自由な自分自身を取り戻していきます。
このような内的な対話は、個人的なもので、本当にひとそれぞれです。
100人いれば、100通りの対話があり。同じ人物でも テーマ により、テーマごとの対話があります。
このような内的対話は、多くの気づきを 自分自身に与えてくれ、
不思議と現実に変化を起こしてくれるようです。
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