リフトドライバーに挑戦!60才になったので新しい冒険をします。

ウィークエンドだけトライします。Driveしたらジャーナルを書きます。よろしくお願いします。

日本のドラマ -2- 愛していると言ってくれ

2017-04-15 20:51:20 | 日記
1995年の大ヒットドラマを観ました。一気に2日間で観てしまいました。
耳の聞こえない青年画家と仙台から上京して3年目の女優のたまごのラブストーリーです。
脚本の良さなのか俳優さんの力なのか、とてもリアルで素敵なドラマでした。
出会いからお互いを信頼できるようになるまで、
明るくて素直な女の子と自分の世界に閉じこもっている青年との間にはいくたの問題が生じるわけですが、
それはもう若さゆえの問題で、特に変わった内容ではありません。
とにかく見ごたえのあるドラマでした。

で、私が一番思ったのは、耳の聞こえない人の世界って他の国なのだな、という事です。
手話って一つの違う言葉なのだな、という事です。

女の子は耳の聞こえない青年に恋をして一生懸命手話を勉強しますが、
青年の言葉がよくわからなかったり、手話を読むのに疲れたり、手話が上手な人に嫉妬したりします。

それは35年前の私と同じでした。
アメリカ人なら誰でも知っている英語の言い回しがわからなくて大泣きしたり、
主人の書いた詩の意味がわからなくて、きれいな詩だという人達を無視したり、
車の中で英語のラジオを聴くのがいやで消してしまったりしていたからです。

今は、主人が好きな物、言いそうな事、行きそうな所、何でもよく知っています。
映画の感想を書くアンケートで主人の分を代わりに書いたら、後で主人が書いたものとほぼ同じだったりします。
もう主人が自分の一部なので、その痛みや感覚も判ります。 

でも外人同士なのは変わらなく、好きな物嫌いな物も、何故好きなのか嫌いなのか意味が不明のままの事もたくさんあります。

だけど … 全部わかる必要なんてないという事がわかったのでハッピィーをキープ出来てます。

今日は、主人のいとこが集まっていたので、私も学校の後参加しましたが、
Google Map君に騙されて、とんでもない所へ行ってしまいました。

Tiburonという素敵な町のLuna Blueというレストランで待ち合わせたのですが、
Main通りの35番地を目指して行ったら、個人の家で、私が行くべきなのは海の向こうだよ!と言われました。
自分でも笑っちゃう方向音痴です。トホホ…。

下の地図で、赤丸が間違えて行った場所、青丸が正しい場所です。



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境遇的幸福より性格的幸福 -5- 更なる試練

2017-04-11 10:41:20 | 日記
受からなければ教師になれない試験に全て合格し、外国語教育の修士号授与だ!
と喜んだところへ、「足りない単位のお知らせ」が来た。
(3回も大学に行って、大学院に7年も通って、まだ単位が必要なの??)

アメリカ史。
私は高校の卒業がアメリカではないので、基本的なアメリカ史を勉強したことがない。
長々お世話になりながら、アメリカ合衆国様に失礼だ。
大学院ではなく大学の講義を1セメスターきちんと受講してC以上の成績を修めなければならない。
「わっかりましたっ!」 私は元気良く返事をして、シティーカレッジに向かった。
(単位が安いので…)
基本アメリカ史は、大学一年生が全員受講しなくてはならないので、10種類以上のクラスがある。
どのクラスも満員ですぐには申し込めない。私は1セメスター(3ヶ月)待ちで次のセメスターの夜のクラスに登録した。

大学生になるのは久しぶりだ。しかも大学一年生の授業。
講義室は満員で400名以上が出席している。
私は一番前の真ん中に陣取り、目を大きく開けて教授の言葉を一言洩らさず聴いた。
一言も洩らさず聞いた…はずだったが…ちっとも何も頭に入らない。
(余り興味もなく、読まなければいけない本の量が多いので、大変。)

課題は全てこなしたし、宿題を忘れた事もない、自由研究だって努力した。
けれど現実は厳しい。何気なく出てくる、小学生でも常識のアメリカ史がわからないのだ。



例えばこの画像を見ると、アメリカ人なら幼稚園生でも(大抵は)どんな場面か解る。
これはアメリカ合衆国の独立宣言に署名する56人の各州代表者達の図。
でも私は知らなかった。
切手にもなっているし新聞広告にもよく使われるし、雑誌にも頻繁に掲載される当時のエピソードがたくさんある。
目にはしているけど、意味は知らなかった。

日本で言えば、何だろう…。徳川家康とか紫式部とか、ぼうずめくりをしていればなんとなく覚える歴史上の方々の顔。

色々なインディアンの部族についても私の知識は曖昧だった。
アパッチ、コマンチ、チェロキー、シャイアン、スー、ナバホ等有名な部族以外にも何百という部族がある。
ヨーロッパからアメリカ大陸に来た人達はインディアンに酷い事をしたけれど、
現在のアメリカ人は勇敢な人達として尊敬の念を持っている。
その証拠にアメリカの軍用ヘリコプターはインディアンの酋長や勇者の名前だ。
ブラックホーク、アパッチ、ジェロニモ、チェロキーetc. (これらのヘリコプターは墜落しても壊れない!) 
サンダーバードやレッドブルもインディアンの英雄。

日本で言えば、織田信長とか西郷隆盛とか…えー…あとは、誰?伊達政宗、上杉謙信、…宮本武蔵? 

自分が大学生の時は結構大人で社会人だと思っていたが、
本当の大人になって(本当の大人?)大学生になってみると、大学生は子供だとわかる。
…いや、実に面白い…。(湯川先生風)

後の方に陣取りおしゃべりをしていたり、テストの範囲を聞いていないと反論したり、
(最初の授業から試験前の授業まで、教授は毎回テストの説明をした。範囲、日程、フォーマット。)授業に遅刻したり…。

アメリカの歴史のDVDを毎晩主人と観て、図書館で猛勉強して、やっとB+の成績がとれた。本当にヒヤヒヤもの。
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日本のドラマ -1- いいひと

2017-04-07 17:15:54 | 日記
いいひと、というドラマを観ています。
そうとう古いドラマの様で、今主演級の俳優さんや女優さんが中学生や高校生のチョイ役です。
主演のスマップ君は、今と同じ感じで同じ顔なので、そんなに古いと思わなかったのですが、
携帯電話が大きいし、コピー機が旧式です。
そして何より今は「大人」である出演者が「子供」です。中年以上の方々はそれ程変わっていません。

父親が靴の製造メーカー主でインターハイを目指している高校生ランナーが竹内ゆうこさんだったり、
今日も契約解雇で話題になっている細川茂樹さんが物凄く素敵で爽やかな陸上選手だったりします。
他にも中学生くらいのヒョロヒョロした男の子が今を時めくスーパースターだったりもします。

ところで、「いいひと」とはどのような人のことを言うのでしょう。
このドラマのタイトルバックは主人公の後姿に天使の羽を重ねています。
多分「天使のようにいいひと」を表現しているのだと思います。
困っている人を助けなければ気がすまない主人公は周りの人に迷惑をかけても気にせず、
見ず知らずの人達を助けます。

大事な面接や会議にはいつも遅刻です。
そして必ず「一生懸命走って来ましたが、遅刻してしまいました。申し訳ありません、と大きな声で謝ります。」 
…何か腑に落ちません。

善と悪の定義は国や文化で変わります。Aという国では良い事でもBという国では悪い事になる場合も少なくありません。

直ぐに思い浮かぶ例としては、知らない人と目が合った時の態度です。
アメリカでは、知らない人と目が合った時ニッコリするのが普通です。
プイッと顔を背けると、失礼な人だと思われます。
つまり目が合ってニッコリしないのは、「悪い事」なのです。

アメリカに引っ越して来たばかりの時、知らない人と目が合うと下を向いてしまう娘を、
義母はとても心配していました。
このままでは変な子だと思われて友達ができないというのです。

反対に日本では、見ず知らずの人と目が合ってニッコリしたりすると変な人だと思われます。
特に男性が女性に無闇にニッコリすると嫌がられる傾向にあります。
所謂「きもい」行為と見做されます。

日本に滞在しているアメリカ人の男性には、気をつけるようにと話しています。

以前ヨーロッパで大学生をしている時、クラスの半数がカメルーン出身でした。
カメルーンでは、男の子が女の子をジッ見つめて、女の子がニッコリすると「今夜私の部屋に来て…」という意味なのだそうです。
(まぁ、30年前の話ですけど…)
私のルームメートはスエーデンから来ていました。
北欧の人達は性に奔放で大胆なので、カメルーンの男の子達と気があっていました。

私は結構怖いもの知らずで、世界中どこへでも行ってしまうのですが、
興味のある男性はアニメや小説の主人公ばかりで、生身の男性とはお付き合いがありませんでした。
昔も今も、時任謙作さんや上杉鉄兵君が大好きです。
その他にも大好きな人達はたくさんいます。
ドラゴンボールならベジータ様が大好きです。
シャーロックホームズ先生やもちろんハリーポッター君も大好きです。

善悪の善とは、生まれ育った環境の中で培われた「そうするべき」という概念です。
「そうするべきではない」という事は、悪なのです。
なので善悪は普遍的ではありません。
色々な国に住んで、その国に合わせて「常識」や「責任」の概念を調整している自分がいます。

英語の辞書を引くとGOODはTo be desired or approved of、BADはof poor quality, inferior , or defectiveとなります。
つまり、良いりんごは美味しくて皆が欲しがるけれど、悪いりんごは腐っているかわれている様な質が劣っているものという事です。GOODは望まれている物・者・事、BADは疎まれている物・者・事となります。
これは矢張り、育った環境で違いがあるでしょうね。

色々と考えました。
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April Fools’ Day

2017-04-03 11:20:14 | 日記

今週末は4月1日でした。
April Fools’ Dayが大好きで一年に一度ジョークで人をからかうのを楽しみにしている様な人は回りにいないので、
それほどの思い出はないのですが、今までに2回だけ「やられたぁ!!」という経験があります。

だまされてガッカリしたのは中学生の時でした。
母が朝出がけに、土日でハワイに行くから支度しておきなさいと言ったのです。
エルビス・プレスリーのステージを見に行くというのです。
母はジャーナリストなので、時々思いもかけないチケットを手にするのです。
なので、少しも疑わず、素直に喜びました。
(当時、Elvis, that’s the way it isというエルビスがカムバックしてラスベガスでコンサートをするドキュメンタリー映画が大ヒットしていました。私ももれなく大ファンでした。)

私は嬉しくて学校へ行っても上の空、学校中の人にハワイ行きの話をして興奮していました。
けれど母は、夕食時に帰宅した時、ハワイの事はすっかり忘れていました。
私が泣きながら訴えると、「何それ?」「ジョークにしては酷すぎるわねぇ…」と私を慰めてくれます。
こっちこそ…「何それ?」「はぁ?」です。
その酷いジョークはあなたの口から出たのです!
その後、何事も無かったように時間は過ぎて行きました。
学校でも、ハワイはどうだった?と聞いてくる人はいませんでした…。

もう一回は、下のyoutubeです。

Fake Discovery
これは本当に、心底騙されて、1ヶ月以上もジョークだと気がつきませんでした。
スフィンクスの下がこんな風になっていたなんて…と考え背中がゾクゾクしました。
何度も何度も動画を見て泣きながら畏怖の念をだき、いつかエジプトに行ってこの目で見るのだと誓っていました。

探してみたらまだ動画がありました。古いので画質は悪いのですが、ご覧になって感想をお聞かせ下さい。

これと似ている話で、イースター島のモアイ像も一体だけ首の下があると聞き、
どんなに深く埋まっているのかと想像を巡らせました。テレビで現地の方々がモアイの首を次々と倒しているのを見ました。
とうとう最後まで下に身体があって倒れないモアイ像は見つかりませんでしたが、
きっとどこかに埋まっていると思うと、楽しくなってきます。
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接遇的幸福より性格的幸福-4-

2017-03-21 14:25:31 | 日記
大学院復帰後最初の授業は、教室で使うテクノロジー。
各自15分間のプレゼンテーションを作成し最新情報・経験・効果・授業計画etc.について発表する。
今時の学生は、コンピューターが若者の文化だと思い込んでいるが、54歳を見くびらないでもらいたい。
そりゃ、私が大学生の時は、コンピューターが物置ぐらいの大きさで、雨が降るとデータが消えたりしたけれど …
(クリック→セーブがありませんでした。)
社会人一年目からラップトップを持ってるし、携帯電話も使ってる。
(小さい掃除機くらいのやつね … dirt devil)
パワーポイントだってエクセルだって、自由自在おちゃのこサイサイ。

「ナイキ・ランニングパートナー・プログラムを紹介します。
このチップをスニーカーの底に入れれば、体温・血圧等全てわかります。
体育の授業で体調が悪い云々は言い訳になりません。」(ええぇぇ!!←ドギモを抜かれた私の叫び声です。)
「例えば5マイルのマラソンで生徒が校外のコースに出ても、教師はコンピューターで生徒の行動をモニターできます。」
(なっ なぬぅ~!←驚嘆した私の声です。)
体育教師を目指すケリーが素晴らしいプレゼンテーションを繰り広げた。

次の発表者は歴史専攻のブライアンだ。
ブライアンはテレビとPCを繋げ、歴史番組を観ながら登場人物に質問したり、自分が出演したり出来るソフトを紹介した。
(ギャボー!←のだめです。)
(な・な・なんで、放送中の番組とインターアクションできんスカ?!←かろうじて、ちょっと若者風な言葉遣い …)

復帰一日目、老眼鏡はくもりっぱなしだ。焦りと興奮で頭から湯気が出た。
顔が真っ赤に火照り視界も思考力も成仏。私は完全敗北者となりトボトボと帰宅。
夜のフリーウェイが巨大なブラックホールに見える。
真っ暗な宇宙で迷子になった難破船だ。(ドラマチック症候群か?)
その週末、本屋さんでブラブラ出来るまで、心は打ちのめされ、かなりズタズタだった。

本屋さんはお風呂の次に大好きな場所。私にとって三種の神器の一つだ。
お風呂・本屋さん・ラーメンがこの世から消えたら、私も即消えると思う。
本屋さんで隅から隅まで棚をチェックして、目に付いた本をチョコチョコ立ち読みし、
1,2冊買って、ラーメンを食べながらじっくり読むのが最高の贅沢。
悲しいかな、LAには死ぬほど美味しいラーメンを出してくれるラーメン屋さんはない。
(あったら、教えて下さぁ~い!)いつも、常に、探してはいるけれど、15年住んだ今も、まだ見つからない。
けれどラーメンはラーメンだ。麺さえ茹ですぎでなければ、お酢や胡椒で味を調整して何とか食べられる。
(ちなみに、サン○モニ○のショッピングモールのフードコートにあったラーメン屋さんは、
本当に不味いラーメンのチャンピョンでした。
麺がうどん並みに膨らんでノビノビ、スープは多分お醤油とお湯だけ?の様な感じでした。
でも、解っていても、時々食べてしまっていた、悲しいラーメン好きの丸顔のおばさんがいました …とさ …。)

しかぁ~~し!、この週末、私には人生最大ともいえる奇跡的革命が起こった。
天使降臨、神様、仏様。どなたのお導きかわかりませんが、本当に感謝感激雨あられ。
偶然手に取ったある本が私の老眼を治してくれた。
家の主人は、さっさとレーシック手術を受け、とっくに眼鏡要らずだが、
私は怖がりなのでカウンセリングに行く勇気もない。
鏡を見ると肌が妙に白くて綺麗になったんじゃない?と感じ始めた頃から老眼鏡頼みの生活だ。
けれどこの本のおかげで、お風呂読書も再び楽しめる、
スクリーンの素敵な俳優さん達も声じゃなくて顔で区別がつけられる身に戻った。(ありがとうございます!)

その本は、「近眼も老眼もグングンよくなる!」というマジカル・アイのコレクションで、
説明の通り一日3分間目の体操をすれば視力が戻る。(私は戻りました。)
友人、知人に勧めても、「へぇ~」とか「ほぉ~」とか言うだけで実行する人がいないので、
誰にでも効果があるのかは不明だが、私には絶大なる効果をもたらした。
一ヶ月毎日体操したら、ある日突然周囲が明るくなった。正に文明開化だ。(←意味不明 …)
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