リフトドライバーに挑戦!60才になったので新しい冒険をします。

ウィークエンドだけトライします。Driveしたらジャーナルを書きます。よろしくお願いします。

ピンッ!と来た英語の表現 -10- 素敵なSherlock

2017-04-14 14:40:47 | 英語の表現
一ヶ月前、また学生になると宣言したにも関わらず、今日まで一度も勉強していません。
勉強というのは長い間しないと出来なくなるものなのだと判りました。
好きなだけ読書をして、フランス語のテープを聞いて、DVDを観て、ズンバのクラスに通って、
向上心をキープしながらちゃんと生きているつもりでしたが、勉強をする事が億劫になるなんて…。
向上心が無くなると人間はお終いです。(と、誰かが、多分孔子様? …言っていました。)

本は大好きですが、教科書はまた別です。
でも少し前までは教科書も大好きでした。(な、なんて事… やはり60才はダメダメなのか…)
芦田愛菜様に王選手に何を言われたのか教えていただきたいです。

そういえば、大学生のシャーロック君が初めてワトソン先生に会った日に言っていましたが、
A brain is like an attic, you can store anything you want, but when you store useless items, the whole thing is wasted.
脳は屋根裏部屋の様なもの、何でもしまえるけど、無用な物ばかり入れると無駄部屋になる。
私の脳には無駄なものばかりたくさん入れ過ぎてしまったのかもしれない。

今日午後3時から、勉強します。(今始めろよ! 
今日とりかかる教科書は、「日本語概説」、日本語について書いてあります。
今、2時10分です。(さっさと始めなさい。 

大学院で頑張っている頃は勉強が大好きで、就業後、子供達の就寝後、ウキウキ楽しく勉強していたのに、
今はよっぽど時間があるのに、机に向かう事ができません。

あ、2時36分です。(よっぽど勉強したくないのか … 頑張れ自分! エイエイオー!!
美味しい紅茶を煎れて勉強します。
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ピンッ!と来た英語の表現 -9- 素敵なSherlock

2017-04-13 14:15:36 | 英語の表現

何故かHolmes氏が恋しくなって図書館で探しました。
ところが第一巻がどこにもないのです。
サンフランシスコで一番大きいCivic Centerのメイン図書館にも、第一巻がありません。
仕方がないので、iPhoneでオーディオブックを購入しました。
(電子書籍だと、$0.90、や、安すぎる!)

題名が素敵なので、The Adventures of Wisteria Lodgeを先ずダウンロードして、早速聴きました。
シャーロックが暫く事件に出くわさず少し退屈していたところへ不思議な電報が舞い込むのです。
Dr. Watsonは、難題が舞い込んで来て、
これは自分向きの事件だと直感した時のシャーロックの瞳が、
Mischievous Twinkles を浮かべたと表現しています。
「いたずらな光」という意味です。
なんだか可愛らしい表現で、老人といえるシャーロックがおちゃめで素敵な探偵に見えます。

日本のミステリー小説の中で好きなのは、浅見光彦君です。
何と言ってもハンサムで気が弱い、けれどしつこい、そしてもちろん鋭い推理力があります。
理想の男性像です。
シャーロックは、よく他人の評価をする時に、あの刑事は優秀だ、
within his limitations
と言うのですが、
私は今まで、非常に頭が良くて何でもお見通しのシャーロックが上から目線で発している言葉だと思っていました。
けれど今朝通勤電車の中で「氷雪の殺人」(浅見光彦シリーズ)を読んでいて、
浅見家の長男で警視庁刑事局長、シャーロック・ホームズに負けず劣らず頭の切れる陽一郎様が、
言った言葉が、あっ!というか、ビビッ!と私の心に刺さったのです。
これが正しく within his limitations の晴訳です、と私は思います。

陽一郎さんは、警察の仕事についてこう言います。
「組織の中で最大限何をやれるかを模索し実行する。」
within his limitations とは、
可なり出来るけどまだ力に限界があるので、私(シャーロック)には及ばない、
という意味に理解していましたが、実は、
「限界がある中で努力している」という意味だったのかなぁ~と気がついた
(60才なのに… シャーロックのシリーズを何十回も読んだのに… でも正解かどうかは解りません。)

真意は、タイムマシーンに乗って、1800年代のロンドンに行きDoyle氏にお会いするか、
あの世でお目にかかるかした時にお聞きする事にします。
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ピンッ!と来た英語の表現 -7- 恋の悩み相談

2017-04-04 12:49:52 | 英語の表現
いわゆる“告る”っていう表現ですね。
これは日本語の現代スラングですけれど、あなたが大好きですという告白は、とても勇気がいる行為で、
それをした人は褒められるのが相場です。
けれど、告白された側の人がどんな状況かを考えた事がありますか?
… 私はこれから書く出来事があるまでそんなことについて考えて見たこともありませんでした。

実は、家の息子の体験なんですけれど …。息子は高校四年生の時全然知らない女の子に告白されました。
高校4年生は高校の卒業生です。
それで5月と6月にかけて色々な行事があり、
中でも卒業生ダンスパーティ“プロム”は、一生の思い出となる高校最後の一大イベントです。

息子に告白した女の子は、毎時間の授業後、小さなスケートボード付のキーホルダーに少しずつメモを書いて、
“Would You Like to Go to the Prom with…….”という文章を6回に分けて息子に伝え、
一日の最後の授業を終えて教室の外に出ると、その女の子が大きな紙で作ったギターを手に立っていて、
そのギター真ん中に“ME?”と書いてあったそうです。
もの凄い人数の野次馬がいて、息子は“YES”としか言えなかったそうです。

けれど息子は、その後悩みに悩んで、電話をして断り、ずっと好きだったけど言えなかった他の女の子を誘いました。
一大決心をして、色々とアイデアをしぼって息子に告白してくれた女の子には気の毒でしたが、
息子にとっても一生に一度の思い出になる卒業ダンスパーティです。
息子は、全然知らない女の子と一緒に行っても自分は楽しく相手をできないし、
好きな女の子と行きたかったと後悔しながらでは、ますます楽しめない … と言いました。

誰に聞いても、(祖母、叔母、父親、姉 etc…)一度承諾したのに、断るのは酷い、
彼女の純粋な気持ちを傷つける事になる … と言われて、
眠れないほど悩んでいましたが、ついに断りの電話を入れました。
長い時間話をして、相手の女の子は泣いたり興奮したりせず、わかってくれた様でした。

そういういわゆる恋の相談を息子から受けるとは思っていなくて、
(受けたと言うよりは無理やり聞き出しました …)でも、二人の女の子を泣かすよりは、一人の方がいいし、
(息子が好きな女の子は、息子が誘うのを待っていてくれたらしいです …)
少なくとも一人の女の子は、ハッピィにできるんだから、気にすることない、
ナンバーワンよりオンリーワンだよっ!とおかしな慰め方をしたダメダメ母親の私に、息子はこう言いました。

“Thanks for THE TEA AND SYMPANY.”
日本語に訳すとすれば、多分、「話を聞いてくれてありがとう。」という感じです。

そういえば … (またハリー・ポッターの話ですが) … 年上で貧乏な狼男を好きになった若い魔女が、
狼男に拒絶されて悩んでいた時、ハリーの親友のお母さんに相談していて、
帰る時に、 ”Thank you for THE TEA AND SYMPANTY.” と言っていました。

恋の相談だけに使われる言葉ではありませんが、とても素敵なお礼の言葉だと思います。
おざなりに話を聞くのではなく、暖かいお茶を一緒に飲んで、ゆっくり話をきいて、
そして、悩んで凍りかけていた心が少しはとけて、温かくなって … という状況がよく表現されていると思います。
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ピンッ!と来た英語の表現 -6- Harry Potterの心の声

2017-03-31 15:33:12 | 英語の表現
再び、ハリー・ポッターシリーズ”Harry Potter and the Half Blood Price” からのお話しです。
もう何度読んだかわからないくらい、そして運転中にはテープも聞いて
(少なくとも50回位 … はい、おたくです … 認めます …)、
驚いたり感心したりする事はないと思っていたのですが、まだあったんですねぇ …。

凄く一般的な表現ですけれど、これ以外の言い方では、言い表すのが難しいのでは … と、ふと思った言い方です。
It takes more than a werewolf to stop Bill loving me! 
狼男なんかの力じゃ、ビルの私への愛を止められないわ!
これは、ハリーの親友のお兄さんのビルが狼男に襲われてズタズタにされた時、病院にお見舞いに来た婚約者が言う言葉です。

It takes more than that to finish me…. あんなんじゃ俺を殺せないさ …。
こちらは、ハリーの通う学校の門番で野生動物の飼い方の先生でもある、巨人とハーフのハグリッドが、
悪い奴に襲い掛かられて戦った後、ハリーに話す言葉です。

両方とも、“more than 何とか”のその何とかをちょっとバカにしているような、
そんなものに負けたら恥だと思っている様な、そういうニュアンスがあります。
その気持ちがこの言い方にはよく現れていると、改めて感じました。

そして、実は顔がメチャクチャになってしまったビルを見て、この傷は勇気の印だと涙をためながら婚約者が言うのです。
I am good looking enough for both of us …. I think ….
私が2人分美人だから … それで十分だわ …。
変な言い方ですけれど、それが何故か切なくて、この台詞を聞くたびにホロリとしてしまいます。

ところで、テープの本というのは、もう世の中にないのですね。
日本から友達が遊びに来た時に、車の中にあるたくさんのカセット・テープ本を見て、
これはすごい(酷い・古い・信じられない … の、意味らしい …)とうなっていたのですが、
ハリー・ポッターの最新刊が発行されたのは調度10年前の秋で、
それ程昔のことではありませんから、自分ではたいした古臭さだとは思っていませんでした。
ところが今回の出張で、荷物が多いから車で行く事にして、新しいテープを買いに行ったら、
「テープって何?」、「テープってどんな生き物?」というような顔で、若い店員さんが私を見ました。
私が大好きなテープの棚に並んでいた本たちはいったい何処へ行ってしまったのでしょう。

けれど、私の新しい車にはカセットプレイヤーがついていません …。全くトホホです。
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ピンッ!と来た英語の表現 -5- 本(The Society)から

2017-03-30 12:54:11 | 英語の表現
本を読むのが大好きで、かばんの中に2,3冊、ベッドサイドに3,4冊、お風呂に3,4冊、
と、必ず読めるようにしてあるのですが、それでも本無しの状態になる時があります。
大抵は出張中で、いつもと違うかばんを持っていて、飛行場をウロウロしてコーヒーを買って、
さぁ、これから出発時間まで読書 …と、思った時に気づきます。
先日テキサスに行った時も、ダラスの飛行場であっと気づき、即座に本屋さんへ、
そして面白そうな本を2冊買いました。

1冊は大ベストセラーで色々と話題になっているのにまだ読んでいなかった、“ダヴィンチ・コード”です。
ちょっとのぞいて見ると、1ページから面白いので、これは後回し。
2冊目は、“ザ・ソサエティー”初めの10ページ位しかまだ読んでいないのですが、
保険業界とか巨額を動かすとかそういう類のサスペンスの様です。
こちらもかなり面白そうです。

それで、最初の最初の方で、すぐに殺されてしまう女性重役が、頭の中でお金を数えている時に(何十億円です … )、
こんな事を考えます。 The numbers had a delightful rhythm to them, !
she mused, perhaps a conga.
この数には愉快な響きがある、多分コンガ … と、彼女は考えた。
そうなんです。再びコンガなんです。

以前、16才のハリー・ポッターが、片思いの相手がボーイフレンドと分かれたと聞いて、そ知らぬ様子を装いながら、
心の中でコンガを踊っているというシーンを取り上げたのですが、
その時は、ティーンエイジャーの男の子が女の子に恋した時に抱く感情とか欲望とかを一言で表す面白い表現だと思ったのですが、
今回のコンガは、ちょっと暗いですね。
中年のもの凄いお金持ちの大会社の重役の女性が、見込み収入を思い描いてほくそえみながら踊るコンガ … 
これはかなり怖いです。

この女性は、小説の2ページでコンガを踊っているにも拘らず、6ページで、もう殺されてしまうのですが、
その殺される間際に拳銃を突きつけられて言う言葉が、
Don’t do this! I have money. Lots of money. I’ll give you whatever you want.
止めて! お金ならあるわ。たくさんあるわ。いくらでも、好きなだけあげるわよ。
なのです …。かわいそうですけれど、お決まりのパターンですね。

今ちょっと気になって、コンガを辞書で調べてみたら、コンガってキューバの(楽器)ダンスだったんですね。
そして、謝肉祭で踊るそうです。失礼いたしました。謝肉祭といえばカーニバルですけれど、
それでもやっぱりハリーの方は、明るく歌い踊る感じで、
ソサエティーの女性重役の方は、映画のクライマックス・シーンでよくある、
カーニバルに紛れて逃げ惑う殺人犯の追いつめられた顔が思い浮かびます。
そういえば、マーケッティングのアシスタントさんで、UCLAの学生さんがいるんですけれど、
彼女はキューバ出身のはず。

今度時間があったらコンガについて聞いてみたいと思います。
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