リリース:1990年
本当にご無沙汰してしてしまいました。
もう、どんなに言い訳しても仕方ありませんが、仕事と家事や育児との両立で精一杯でした。
臍帯血移植から1年を経過したのですが、いまだに夜もGVHDの影響で皮膚のかゆみに悩まされてなかなか熟睡できない日々を送っていました。
そんな日常の中で、結婚って何だったんだろうと問い返す時もあり、そんな時にこの曲の歌詞が思い返されたのでした。
それでは早速1番の歌詞から見ていきましょう。
「埃まみれの都会の空 独りきりの寂しさの訳
探しながら二人は出会った
背負いきれぬ悲しみの数 互いの笑顔の作り方
積木のように重ねて過ごした
人は誰も心の中に何かを 隠し続けているものだけれど
過ぎ去った時よりも今は君のこと 愛している
それが俺の答えだから
I wanna marry you
諦めないから
i wanna marry you
傷んだ心に君が泣かぬように」
過去よりも今が大事!
作詞者の意図はそんなところにあるのだと思います。
たとえ、過去に色々あってこれからも隠し続ける事があったとしても。
続いて2番の歌詞を見てみましょう。
「壊れた愛の傷跡が 二人を悲しく包む
愛はとてももろいものだと
手探りの優しささえも 見つけられなくなる時に
愛が冷めてしまいそうだから
二人の幸せ描けるものだとしても
何も語らず寄り添う姿だけだから
ひとつひとつを覚えておいてほしい
愛を償いながら二人は生きてる
I wanna marry you
諦めないから
I wanna marry you
終わりのない優しさの始まり」
手探りの優しささえも見つけられなくなる時が来る。
そして愛はもろい。
そのような自覚をしながら、そのような時にこそ、二人は愛を償いながら生きているということを顧みる必要があるのだと作詞者は意図しているのだと思います。
よく結婚というものを揶揄する言葉に、結婚とは墓場だというものがありますが、日常生活の流れに任せているとそうなりますよね。
ここはやはり立ち止まって顧みる心の余裕が必要なのです。
愛をもって償う。
そしてそれは終わることないもので、気付いた時にまた優しさが始まるのだと。
なかなか人間は信念だけでは持続できないもの。
そこで自分の身を低くして、自分は償うべきものがある。だからこそ優しくなれる。
そういった歌詞の深さが味わえる一曲なのではないかと思います。
全国的に暑い日が続いていますので、皆様、熱中症には十分気をつけてお過ごしください。
ではまた、いつか余裕ができたら投稿します。
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